こんにちわ、トッティです。
不動産クラウドファンディングの利回りが低下傾向にありますね。最近では「3%台前半」まで下がってきました。
- CREAL:3~3.3%
- FANTAS funding:3.5%
利回りが低下している主な要因は、物件価格の上昇ではなく(※)、運営側で収益の配分割合を調整していることによるものです。
(※)「賃料÷物件価格=利回り」なので、物件価格が上昇すれば利回りが低下します。
【詳細はこちらで解説してます】
【投資家はCREALに試されてる】ついに利回り「3%」に突入!
配分割合(利回り)は管理会社のサジ加減
上の記事にも書きましたが、ざっくりとおさらいさせていただきますね。
不動産クラウドファンディングでは、鑑定利回り(※)を分析することで、物件の持つ本来の価値(元本価格)を検証できます。
※NOI利回り、NCF利回り、キャップレートともいう。物件の持つ収益力のこと。
一方、配分割合(投資家に提示される利回り)は管理会社のサジ加減で決まってしまいますので、そこは投資家が口を挟めません。
運営側としても経営ですから、くれぐれも低利回りに文句を言ってるわけではありませんよ!
利回りを下げる理由はクリック合戦対策
運営側が利回りを下げる(投資家への配分割合を下げる)主な理由は、やっぱりクリック合戦対策でしょうね。
需要と供給の関係から、どこまで下げればクリック合戦にならないかの均衡点を探ってるんだと思います。
例えばFANTAS fungingの区分マンション(キャピタル重視型)の利回りは、
8%→6%→5.5%→5.0%→4.0%→3.5%
と下がってきました。
8%から3.5%って凄い変動率だね。
初期段階はボーナスステージ。投資していた人はラッキーでしたね!
特にFANTASの場合、同時に複数物件を供給してくれますが、それでもクリック合戦は解消されないので、利回りを下げるしかないんでしょうね。
利回りを上昇させる要因
今後、利回りを上昇させる要因になるのは、
- 不動産市場:物件価格が下がる
- 運営会社:クリック合戦の解消
などが考えられますが、今の不動産市場、不動産クラウドファンディングの人気を考慮すると、当面は低利回りが続きそうです。
こうなってくると、FANTASの空き家ファンドの利回り8%が貴重になってくるね。
\空き家再生ファンドは利回り8%!/
【クラウドファンディング業者一覧】
トッティの投資先からおすすめをピックアップ!
ジョイントアルファ(Jointo α)本格始動!【東証1部のクラウドファンディング】
SAMURAI(サムライ)の特徴と実績は?メリット・デメリット・感想まとめ
荒波にもまれ変貌を遂げるか?話題独占のFunds(ファンズ)を徹底分析
【不動産鑑定士が解説】FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評判・メリット・デメリットまとめ
SBIソーシャルレンディングから分配金!【景気が減速しても安定した収入源を】
沖縄は不動産市況が絶好調だから...「Pocket Funding(ポケットファンディング)」はどうかな?
※トッティは「本当にいい」と思って紹介させていただきますが、クラウドファンディングは元本を保証する商品ではありません。投資する前は、ご自分でよく調べてみてくださいね。
【クラウドファンディング投資額集計】
業者 | 投資額 | 累計分配金(税引前) |
SBISL | 2,300,000円 | 150,151円 |
OwnersBook | 2,400,000円 | 103,726円 |
maneo(109万円期失) | 1,890,000円 | 269,227円 |
クラウドバンク | 1,230,000円 | 274,899円 |
CREAL | 1,210,000円 | 26,023円 |
Funds | 503,192円 | 6,427円 |
SAMURAI | 600,000円 | 3,500円 |
FANTAS funding | 750,000円 | 8,656円 |
LCレンディング | 50,000円 | 18,708円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
Pocket Funding | 150,000円 | 817円 |
COOL | 30,000円 | 111円 |
合計 | 11,313,192円 | 878,641円 |