不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

沖縄は不動産市況が絶好調だから...「Pocket Funding(ポケットファンディング)」はどうかな?

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沖縄は観光客が増えてます。

 

人の流入が増えているということは、商業・ホテルを中心に新たな需要も生まれ、地価も上昇します。

 

人が増えれば、経済には好影響ですね。

 

沖縄発のソーシャルレンディング「Pocket Funding 」。

 

不動産市況が絶好調の沖縄において、沖縄の不動産を中心とするポケットファンディングは「ありなのか?なしなのか?」検討してみました。

 

→Pocket Funding公式ページ

  

 

 

沖縄の景気は?(不動産を中心に)

 

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沖縄は観光業が好調なため、地価は全国的にみても大きく上昇しています。

 

ここまで沖縄の地価上昇率が高い理由は、「外国人観光客」(インバウンド)の増加です。

 

地価が上昇するロジックはこうです。

 

沖縄は土地の面積が小さいため、物件の供給が少ない県です。

 

一方で、インバウンドを中心とした観光業が絶好調で人の流入が続き、ホテル用地を中心として、需要が高い状態が続いています。

 

供給が少ないけれども、需要が高いため、市場に物件が供給されると、需要が競合して高値で取引されます。

 

また、ホテルのみならず、観光に関連する企業がテナントに入るオフィスビルや店舗のテナント賃料もつられて上昇。

 

賃料が上昇すれば、不動産の価値も上昇します。

 

なるほど。すべての発端は観光客の増加ってことか。

 

観光業

 

  • 2018年の沖縄の観光客数は約984万人(前年+4.7%)!過去最高を更新。
  • 1000万人には届かなかったが、6年連続で最高記録を更新した。
  • 観光業が中心となり、沖縄の景気を底上げしている。

 

観光客数1000万人は目前だね~。

 

地価

 

  • 沖縄県庁の周辺や国際通りなどで、ホテル開発ラッシュが続いている。
  • 不動産市況も活発な状態が続いているので、高値での取引もみられる。
  • 地価は上昇傾向で推移している。

 

今後の地価動向

 

  • 那覇空港のターミナル改修(LCC移転)で、さらに利便性が向上する。
  • 海外航空路線の拡充やクルーズ船の寄港便が増える予定。
  • 今後もホテル用地を中心に投資需要は旺盛な状態が続くと予想されている。

 

観光客が増えれば「インフラ整備」や「ホテル・商業施設の建設」の需要も増加するので、経済成長も続くってことだね。

 

ちなみに、沖縄(那覇)のホテルは、その他の地方都市のリゾートエリア(箱根、軽井沢など)よりも投資家の選考度が高いエリアもあります。

 

プロの機関投資家からみても、沖縄のリゾート系の不動産は狙い目ってことですね。

 

→Pocket Funding公式ページ

 

ポケットファンディングの特徴

 

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ポケットファンディングの管理会社(第二種金融商品取引業)は、「ソーシャルバンクZAIZEN」です。

 

つまり、 Pocket Funding=ソーシャルバンクZAIZENってことか。

 

借り手への融資(貸金業)を行う貸金業者は、沖縄で実績のある「財全ソリューション」、ファクタリングは「ビジネスアシスト」が行っています。

 

その他、財前グループには不動産業者(財前エステート)もあるよ。担保評価に一定の信頼性が持てるね。

 

※財前グループは全て非上場です。

 

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ポケットファンディングのメリット・デメリットはこちらです。

  

ポケットファンディングのメリット

 

  • 好調な沖縄の不動産開発のための融資が多い(全ファンド担保付)
  • 利回り4.0%~(年利・税引き前)と固め
  • 担保評価の70%までの融資と安全性は高い(LTV70%)
  • 1万円から投資可。期間は12カ月が中心で、毎月分配
  • 審査は借入人の事業計画、財務諸表、担保を確認している
  • これまで貸倒れゼロ、遅延ゼロ
  • 月次モニタリングレポートが届く(ファンドを定期的に監視)
  • クリック合戦にならない
  • 2019年3月にジェイホールディングスと業務提携(首都圏進出)

 

ポケットファンディングのデメリット

 

  • 担保は沖縄中心だが、首都圏もある(沖縄以外の目利きが不安)
  • 累計の応募成立額は、3年目で約8億円と控え目
  • 貸付先・担保は匿名のまま
  • 営業者報酬はやや高め

  

個人的には、クリック合戦は疲れるので、ゆとりをもって投資できる点がいいですね。

 

所感

 

沖縄の不動産市況は好調な状態が続いていることは、投資用の不動産業界でも話題になっています。

 

特に、観光を中心としたホテルは好調で、リートを中心とした機関投資家の話を聞いていても、需要はとても旺盛。

 

プロも認める沖縄のホテル需要は、日本では一段レベルが違います。

 

個人的には「担保が観光地に近いホテル、商業系(オフィス、店舗)」を中心に、ポケットファンディングで投資してみるもの「あり」だと思います。

 

LTV(担保余力)も固めだし、案件数も厳選されて控え目だしね。

 

ということで、ポケットファンディングで投資するなら、沖縄の不動産市況が絶好調な今がチャンスかなと思い、

 

早速ですが、ポケットファンディングで口座開設してみました(ちょうど今はキャンペーン中でした!)。

 

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分散投資もかねて、まずは「担保がホテル絡みの案件」から投資してみようと思います。

   

\成長する沖縄に分散投資!/

Pocket Funding

 


  

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OwnersBook 2,850,000円 40,114円
maneo(109万円期失) 1,910,000円 255,735円
クラウドバンク 1,730,000円 255,738円
CREAL 1,050,000円 13,158円
Funds  500,000円 2,421円
SAMURAI 450,000円 1,000円
FANTAS funding 450,000円  0円
LCレンディング 300,000円 12,670円
クラウドクレジット 200,000円 16,846円
合計 12,590,000円 712,053円