ついにクラウドバンクが来ましたね!
- クラウドバンクは実名化に少し控え目な印象だった
- クラウドバンクの情報開示内容はすばらしかった
- クラウドバンクは回収率100%、貸倒れ率0%
- クラウドバンクの資産運用額
- 貸付先の情報がわかると安心感が全然違う
- ソーシャルレンディングの実名化の流れは止められない
クラウドバンクは実名化に少し控え目な印象だった
2019年3月18日のソーシャルレンディングの匿名化解除に伴い、最初に行動したのがSAMURAIでした。
翌3月19日にはクラウドバンクからも融資先の情報開示について公表があったものの、クラウドバンクでは、
「貸付先の同意が得られたら情報開示するよ」
というもので、当面は開示されるファンドと開示されないファンドが混在するとのことでした。
「匿名解除した案件のみ募集します!」
とした、同じく証券会社が運用するSAMURAIのインパクトが大きかったので、クラウドバンクは少し控え目な印象でした。
ただ、クラウドバンクの情報開示内容は....徹底してました。
クラウドバンクの情報開示内容はすばらしかった
貸付先情報は「会員限定情報」として、ブログなどで引用することが禁止されてるので、詳細はブログでご説明できません。
おおまかにお伝えすると、財務内容、担保物件情報、担保評価額など、正直なところ、クラウドバンクは期待以上の情報を開示してくれました。
さすがはクラウドバンクですね。これは投資したくもなります。
クラウドバンクは回収率100%、貸倒れ率0%
クラウドバンクは厳しい第1種金融商品取引業の財務基準をクリアした証券会社が運用するソーシャルレンディングで、2013年12月にサービス開始以降、回収率100%で貸倒れがありません。
これだけの実績がありながら、6カ月未満の短期案件もあり、クリック合戦にもならないソーシャルレンディング業者はクラウドバンクしかありません。
CREALやFANTAS fundingなどの不動産投資型クラウドファンディングに押されているソーシャルレンディングの中にあって、クラウドバンクは、とても貴重な業者といえると思います。
クラウドバンクの資産運用額
2018年は大波乱が続いたソーシャルレンディングですが、クラウドバンクは安定したパフォーマンスを見せてくれました。
まだmaneoで波乱が続いてるけど....
個人的に、2017年9月からクラウドバンクで投資を初めて1年8カ月たちましたが、現時点の投資元本は約200万円、収益は累計で約24万円(税引前)になりました。
もちろん、運用期間中に元本毀損、期失などはありません。
貸付先の情報がわかると安心感が全然違う
匿名化解除では、やや消極的な対応にとどまっていたクラウドバンク。
正直「クラウドバンクは微妙な対応だな....」と思っていました。
が!
ここまでクリアに情報開示してくれるのであれば、もう言うことはありません。
今さらながら、貸付先情報がわかると、投資していても安心感が全く違います。
ソーシャルレンディングの実名化の流れは止められない
今は完全にソーシャルレンディングは実名化の流れにありますよね。
貸付先がわかるファンドと貸付先が不明なファンド、同じ利回りで選ぶなら...答えは明白だと思いますが....
これで何も動かない業者の意図は...ちょっとわかりません。
実名化には同じ証券会社のSAMURAIに、少し出遅れた感のあったクラウドバンクですが、大手老舗として名誉挽回したのではないでしょうか。
クラウドバンクは貴重な投資先として、今後も活用していきたいと思います。
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