不動産投資にはどんな種類があるの?
不動産投資は大きく分けると3つあるよ。
こんにちわ!トッティです。
不動産投資には、
- 現物の不動産
- リート(Jリート、私募リート、私募ファンド含む)
- 不動産投資型クラウドファンディング
があります。
今回の記事では、3つの不動産投資のメリット、デメリットを整理し、今期待の不動産投資型クラウドファンディングの成長プロセスについて考察してみました。
実物不動産
実物不動産投資は、いわゆる大家さんです。
実物不動産投資は、業者や売主にカモられないために、相当の不動産知識が必要ですが、逆に言うと、知識があればアドバンテージを得やすくなります。
ただ、参入のタイミングが重要ですし、よほど安く買わないと高利回りは実現できません。
メリット
- 価格変動が少なく安定している
- 減価償却資産として節税が可能
- 自らバリューアップが可能
デメリット
- 初期費用が高額になる
- 物件管理が必要
- 流動性が低い(投資期間が長期になる)
- リスク分散が困難
- 情報開示が不十分、不動産業者との情報格差がある
リート
リートは証券化された不動産にネットで簡単に投資ができる仕組みです。
特にJリートは上場してるので、流動性が高いく、優良不動産に少額から投資できます。
ただ、株式と同様に変動相場なので、金融市場の影響を受け、ボラティリティは大きくなります。
メリット
- 流動性が高い(Jリートは上場している)
- 少額投資、分散投資が可能
- 情報開示が徹底している
- 優良不動産に投資できる
デメリット
- 価格変動が大きい
- 金融市場の影響を受けるので担保価値として安定しない
不動産投資型クラウドファンディング
小口化された単体の不動産にネットで投資できるサービスで、CREALやFANTAS fundingなどがあります。
不動産投資型クラウドファンディングは、現物不動産とリートのいいとこどりをした投資になりつつあります。
今よりも更に成長して投資資金が集まれば、物件選択の幅が広がって、優良大型物件に投資できる機会も増えてくるはずです。
メリット
- 価格変動が少なく安定している
- 情報開示が徹底している
- 少額投資、分散投資が可能
デメリット
- 供給が少ないため、投資申し込みが競争になる
- 運営業者の倒産リスク
メリットでもあり、デメリットでもあること
- 流動性は実物不動産より高く、リートよりは低い(運用期間4カ月~12カ月)
不動産投資型クラウドファンディングの伸びしろ
上場REITは15兆円、私募REIT・私募ファンドは16兆円と、機関投資家が運用するファンドは、今現在の個人向けクラウドファンディングとは比較にならない規模です。
このうち、たった1%の資金が不動産投資型クラウドファンディングに流入すれば、数千億円のインパクトになります。
不動産投資型クラウドファンディングの成長プロセス
- 不動産のプロが参入する。
- より良質で、多岐にわたるアセットに安心して投資できるようになる。
- 個人投資家の参入が増え、投資資金が流入し、クラウドファンディングの規模が更に拡大していく
リートが成熟したような好循環が生まれると、不動産投資型クラウドファンディング市場も成長していくので、伸びしろは十分あると思います。
どれに投資するかは判断しだい
メリット、デメリットを知ったうえで、どれに投資するかは個人の判断になりますが、「あえておすすめは?」と聞かれると、今は不動産投資型クラウドファンディングでしょうか。
不動産投資型クラウドファンディングは、新しい市場に投資するおもしろさもありますし。
今後、不動産投資型クラウドファンディングの認知度が高まり、さらなる盛り上がりを見せてくれることを期待して、筆を置きたいと思います。
クラウドファンディング口座開設リンク
※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。