ここにきて、COOLに大きな動きがありましたね。
金融メディアを運営する「ZUU」が、「COOL SERVICES」の株式を取得し子会社化(※)すると発表しました。
(※)COOL SERVICESの子会社COOLも含む。
- ZUU:金融メディアを運営
- COOL SERVICES:借手に融資(貸金業)
- COOL:COOLの管理会社(第二種金商業)
2019年10月17日プレスリリースはこちら。
ZUUとCOOL
ZUUは、あまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、ソーシャルレンディング比較サイト「ZUU funding」(クラウドポートから事業譲渡)の運営企業です。
ソーシャルレンディング各社を横断比較 - ZUU funding
そしてCOOLは、独自性の高い「在日外国人向けのアジアビジネスに特化した融資型クラウドファンディング」ですね。
COOLは2019年7月にローンチして、初回に貿易ファンドの募集がありました。当ファンドは償還済み(早期償還)ですが、その後の新規ファンドはありません。
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COOL子会社化の目的はZUUの事業拡大
プレスリリースの中で、ZUUは「金融サービスの直接展開のために、許認可取得とシステム構築を成長投資分野のひとつとして掲げる」とあります。
つまり、融資型クラウドファンディング(COOL)を子会社化すればオールOK!合理的な判断ですね。
ZUUによれば、今回の子会社化で、
- 金融に興味関心の高いユー ザーの囲い込み
- 購読履歴データを活用し潜在層の顕在層化
を強化するとあります。
今後は「既存メディアの購買層に積極的に営業します!」と読み取れますので、ひいてはCOOLで積極的にファンド組成するってことですよね?
COOL第2弾に期待したい
COOLは「在日外国人によるアジアビジネス向けの融資」という独自性の高さゆえに、ファンド化が難しい側面があるとは思います。
ただ、営業者も利益を得るには、それなりのファンド数をこなさないといけませんし、何よりも、もう待ちくたびれました。
そろそろ第2弾、期待してます!
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※トッティは「本当にいい」と思って紹介させていただきますが、クラウドファンディングは元本を保証する商品ではありません。投資する前は、ご自分でよく調べてみてくださいね。
【クラウドファンディング投資額集計】
業者 | 投資額 | 累計分配金(税引前) |
SBISL | 2,300,000円 | 150,151円 |
OwnersBook | 2,400,000円 | 103,726円 |
maneo(109万円期失) | 1,890,000円 | 269,227円 |
クラウドバンク | 1,230,000円 | 274,899円 |
CREAL | 1,210,000円 | 26,023円 |
Funds | 503,192円 | 6,427円 |
SAMURAI | 600,000円 | 3,500円 |
FANTAS funding | 750,000円 | 8,656円 |
LCレンディング | 50,000円 | 18,708円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
Pocket Funding | 150,000円 | 817円 |
COOL | 30,000円 | 111円 |
合計 | 11,313,192円 | 878,641円 |