こんにちわ、トッティです。
ソーシャルレンディングに新しいサービス「COOL」が誕生しました!
COOLの新規参入で、ソーシャルレンディング業界が盛り上がってきましたね。
早速ですが、トッティは口座開設して投資してみましたよ!
COOLは初期段階から大反響で、口座開設に投資家が殺到するほど注目されました。
COOLの概要
COOL[クール]は、国内成長企業と、 急増する日本在住外国人のビジネス支援に特化した日本初のソーシャルレンディングです。
出典:COOLホームページより
ほうほう、「アジアビジネス」に特化したソーシャルレンディングとな。
すみません、アホなのでこれだけではよく分かりません!
ホームページのキャッチコピーには
「ローカルなのに、グローバル。あたらしい投資がはじまります。」
とあります。
現在のソーシャルレンディングは不動産案件が多い中、他にはない「アジアビジネス」を投資先とし、「全く新しいサービス」になりそうなCOOL。
まだ黎明期のソーシャルレンディングですが、投資家の選択肢にも広がりが出てきましたね!
管理会社の概要
ソーシャルレンディングの管理会社は、「(株)COOL」。
設立後12年、資本金は5000万円です。
また、「貸金業」より難易度の高い「第二種金融商品取引業」を取得した管理業者なので、一定の信頼性は確保されてます。
■株式会社COOL
■所在:東京都中央区日本橋小伝馬町14-6日宝小伝馬町ビル9F
■設立:2007年12月11日
■資本金:50,000千円
■事業内容
(1)第二種金融商品取引業事業内容
(2)投資顧問契約に基づく助言(投資助言・代理業)
(3)投資顧問契約・投資一任契約の締結の代理又は媒介
■代表取締役:河原 克樹
出典:COOLホームページより
代表の河原氏は、実績のある大手ソーシャルレンディング「クラウドバンク」を運営する日本クラウド証券(株)の取締役だったようです。
第1号ファンド募集は満額成立
COOLでは、サービスのリリースと同時に第1号「アジア貿易ファンド#1」を募集し、いきなり満額で成立させました。
ファンド概要
当ファンドでは、中華人民共和国(以下、中国)を中心に需要が大きい日本製の化粧品、トイレタリー商品、生活用品を輸出、また中国向けの貿易会社への卸売りを行っている貿易会社への事業資金を目的とした融資を行います。
出典:COOLホームページより抜粋
利回り4.5%、担保あり、期間は3カ月で短めと、初回にふさわしい「固め」のファンドでしたね。
COOLの管理会社・営業者
COOLの管理会社(第二種金融商品取引業)は、「(株)COOL」です。
つまり、 「ソーシャルレンディング」=「(株)COOL」ってことか。
借り手への融資(貸金業)を行う営業者は、2016年2月設立、資本金6000万円の「(株)COOL SERVICES」が行っています。
営業者も調べてみましたが、何の問題もない企業です。
貸付評価を行う「クレジットコミュニティ」
その他、COOLには貸付評価を行う部門があります。
貸付評価を行う「クレジットコミュニティ」は、
- 貸金業のCOOL SERVICESの取締役
- 公認会計士(外部)
- 税理士(外部)
- 弁護士(外部)
- その他COOL SERVICESの社長が指名する者
で構成されています。
クレジットコミッティの決定は「構成員の過半数が賛成」かつ「外部有識者のすべてが賛成」することが条件とのこと。
ファンド組成に外部の審査もあるし、COOLには厳しい承認基準が設けられているようだね。
担保の「鑑定評価書」もとってるから、さらに「不動産鑑定士も審査してる」ってことになるね。
会員専用コンテンツを確認してみた
COOLでは会員専用コンテンツがあります。
トッティは、まずはサクッとCOOLに登録申請して会員になってみました。
これでキャンペーンの「Amazonギフト券1000円分」をゲットしたよ!
COOLのサイト上で申請してから「3営業日」で会員登録が完了するので、その後は「会員専用コンテンツ」が確認できるようになります。
会員専用コンテンツの概要
さて、この会員専用コンテンツ。
文字通り「会員専用」なので、詳細をブログで書くことはできません。
なので、あいまいな表現ですみませんが、確認できるのは
- 借り手情報(企業名、特徴など)
- 財務情報
- 担保・保証の概要
などです。
とりあえず、知りたかった情報は一通り網羅されていました。
COOLはローンチ直後で不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、会員限定情報を見る限り、全然怪しいところは見当たりません。
担保は鑑定が付いてる
特筆すべきは担保の評価額。
担保自体は特定できませんでしたが、COOLでは「不動産鑑定評価書」に基づいた価格だったので、ずいぶん担保の信頼性が高まりました。
ソーシャルレンディングは「担保」が最も重要だからね。鑑定があれば安心だな。
会員限定の所感
トータルで見ると、情報が充実している他のソーシャルレンィングと比べて、まだ一部簡易な情報である感は否めないものの、COOLはローンチしたばかりです。
これから徐々に開示情報も充実させてくれるはずです。
不動産鑑定士のトッティとしては、さらに鑑定の内容まで公表しれくれると、言うことなしです。
第1号ファンドに投資してみた
COOLは始まったばかりで実績はこれから。
ファンド内容を想像で分析しても、あまり意味がないのかなと思いまして(中国への輸出事業でおもしろそうですが)、今回は
- 貸付先を公表している
- 担保に鑑定が付いている
- 第3者の審査機関がある
- 運用期間が3カ月と短期
- 代表はクラウドバンクで実績がある
という事実と、COOLとしても「初期ファンドのデフォルトは致命的なので、絶対に避けたい」はず、
という事情も鑑みて、まずは3万円を投資してみました。
「注文番号:17」だったから、17人目って意味かな?だとしたら、かなり最初の方に投資したようです。
(石橋叩きでチキンのトッティが投資したんだから、COOLは大丈夫そうだな・・・)
COOLは全然あやしくない?
COOLについては早々に登録してみて、会員限定情報まで確認して分析してみましたが、
管理業者、営業者、代表、貸付先、ファンドの内容や担保まで確認しても、怪しい箇所は見当たりませんでしたよ。
何か怪しい箇所があれば、ぜひ教えてください!
業界の新陳代謝が進むのは歓迎すべきことですね。
COOLはこれまでにない新しい切り口のサービスで、注目度も高いですが、ぜひ業界を盛り上げていって欲しいと思います。
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【クラウドファンディング投資額集計】
業者 | 投資額 | 累計分配金 |
SBISL | 2,640,000円 | 114,371円 |
OwnersBook | 2,850,000円 | 71,554円 |
maneo(109万円期失) | 1,910,000円 | 255,735円 |
クラウドバンク | 1,580,000円 | 255,738円 |
CREAL | 1,050,000円 | 15,916円 |
Funds | 500,000円 | 2,421円 |
SAMURAI | 450,000円 | 1,000円 |
FANTAS funding | 450,000円 | 0円 |
LCレンディング | 300,000円 | 12,670円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
Pocket Funding | 50,000円 | 0円 |
COOL | 30,000円 | 0円 |
合計 | 12,010,000円 | 746,251円 |