ニュースでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、「令和元年の地価調査」が公表されました。
実際の土地評価は全国の不動産鑑定士が担当してまして、僕も評価員をやってます。
サラリーマンを辞めた弱小の個人事業主にとって、こういう安定したお仕事をいただけるのは、ありがたいですね。
さて、トッティの話はどうでもいいので話を戻しますが、今回の地価調査のポイントはこの2点、ドドン!
- 全国平均では上昇基調が強まっている
- 上昇・下落地点の2極化が進行している
全国平均では上昇基調が強まる
全国平均では地価の上昇基調が強まっていますね。
■ 全国平均
全用途平均は2年連続で上昇し、上昇基調を強めている。
用途別では、住宅地は下落幅の縮小傾向が継続しており、商業地は3年連続で上昇し、上昇基調を強めている。
■ 三大都市圏
全用途平均・住宅地・商業地いずれも各圏域で上昇が継続し、上昇基調を強めている。
■ 地方圏
全用途平均・住宅地は下落幅の縮小傾向が継続しており、商業地は平成3年以来28年ぶりに上昇に転じた。
地方四市※では上昇基調を更に強めており、地方四市を除くその他の地域では下落幅の縮小傾向が継続している。(※ 札幌市、仙台市、広島市、福岡市)
(出典)国土交通省 土地・建設産業局地価調査課地価公示室
国交省のスライドを拝借させていただきましたが、「全国」「三大都市圏」「地方圏」全ての変動率がほんのり上昇傾向にあることがわかります。
平成バブルのインパクト強すぎで、最近の上昇が目立たないし!w
上昇地点・下落地点の2極化が進行中
また、各種メディアでも「2極化」という言葉が多くもちいられているとおり、地価の上昇地点と下落地点の明暗が分かれた結果になりました。
日本の景気には減速感が出てきましたが、住宅地であっても商業地であっても「活性化するエリアと衰退するエリア」が鮮明になってきましたね。
人口は地価と強い相関関係があるので、ざっくりまとめると「人が増える地域は地価が上昇し、人が減る地域は地価が下落する」ということができます。
この辺はこちらの記事で分析してますので、よかったら参考にしてみてください。
ちなみに、上昇率トップテン(住宅地、商業地)には、観光客数が6年連続で過去最高を更新している「沖縄」が多いですね。
沖縄は観光客の増加が、商業地や住宅地の地価を押し上げてるんだね。景気のいい話です。
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【クラウドファンディング投資額集計】
業者 | 投資額 | 累計分配金 |
SBISL | 2,570,000円 | 139,100円 |
OwnersBook | 2,700,000円 | 73,266円 |
maneo(109万円期失) | 1,890,000円 | 264,861円 |
クラウドバンク | 1,600,000円 | 268,865円 |
CREAL | 1,310,000円 | 18,534円 |
Funds | 500,000円 | 5,392円 |
SAMURAI | 500,000円 | 3,500円 |
FANTAS funding | 850,000円 | 4,361円 |
LCレンディング | 250,000円 | 15,986円 |
クラウドクレジット ![]() |
200,000円 | 16,846円 |
Pocket Funding | 100,000円 | 364円 |
COOL | 30,000円 | 111円 |
合計 | 12,500,000円 | 811,186円 |