「男性の育休取得後、即転勤」がSNSで炎上してますが、これ、あまりに会社がひどい....
妻の話を要約するとこちらです。
- 夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が出た。
- 住宅を購入し、引っ越したばかりで子どもは来月入園。
- 「転勤を1~2カ月延ばしてもらえないか」と相談するも会社側は却下。
- 退職を決めたが、残った有給休暇の申請も会社に却下された。
- 退職日も会社で指定された。【→民法、労働基準法違反】
- 夫は泣く泣く退社。
「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース
噂の企業は「カガクでネガイをカナエル会社」をキャッチコピーとしている化学メーカーのカネカ。このニュースを受け、カネカの株価は下落、6月3日に年初来安値を付けてます。
百歩譲って転勤は仕方ないとしても、有休消化も認められず「退職日も会社指定」というのは完全に違法ですし、モラル的にもありえないでしょう(驚)
男性は育休を取得して欲しい
今回のケースでは、事の発端は「夫が育休を取得した」ことにあります。
男性が育休取得しにくいのなら、いっそのこと必須にすればと思っていたら、自民党が6月5日、男性の育児休業取得を義務づけを目指し、議員連盟を立ち上げるようです。いいですね、トッティも賛成です。
理由は「女性のワンオペ育児が大変だから」。
言わずもがな一番辛いのが出産直後の妻。出産直後は肉体的にボロボロなうえ、女性ホルモンのバランスが崩れ精神的にも不安定になります。
そして育児は忍耐の連続(もちろん、子供はかわいくて仕方がないですが)。経験された方はわかると思いますが、論理的に物事が進む仕事より、思うように物事が進まない育児の方が辛いです。
ここで夫の存在意義は「妻をサポートするために、育休を取得して一心不乱に家事育児をこなす」ことかと。
特に複数の子供がいる場合、積極的に妻を助けないと、妻が倒れてしまうかもしれません。後々、離婚理由になるかもしれませんし。
僕の育休取得
仕事よりも家族を優先しているので、第1子が産まれた当時、トッティは勤め人でしたが、2カ月間の育休を取得しました(第2子が産まれた時は、個人事業主になってたので育児し放題)。
不動産業界は男性が多く、古い体質も残っているので、育休を取得する男性職員はほとんどいません。
政府は2020年までに男性の育休取得率13%を目指してますが、私が育休を取得した当時の取得率は2%程度、2017年でもたったの5%程度です。
その数%の内訳も1週間程度の休みとか...もはや育休じゃなくて普通の「連休」...
男性が育休を取得したがらない理由
育休期間中は無給(雇用保険から60%程度支給)、該当期間のボーナス・退職金はカット、場合によっては上司からの印象が悪くなるなど、賃金や昇給にも影響が出ます。
育休取得率がここまで低いのは、上記に加え、「男性が育休を取得するなんて」と思っている人がまだいるんでしょう。私も「育休を取得する」というと、5人に1人の割合で嫌味も言われましたしね。
少子高齢化が進む中、「男性社員の育休を推進してます!」と企業アピールすると世間体は良いですが、現場の上司は快く思わない人もいるかもしれません。
令和の時代に、さすがにこういう古い考えの人はごく少数だとは思いますが、万が一、カネカの上司のような人に当たると最悪ですね。
男性が育休を取らないと家庭が崩壊するかも
特にトッティ家のように「お互いの実家が遠くにあり、共働き夫婦」の場合、男性の育休取得は必須かと思います。
男性も育休を取らないと、普通に家庭が回りませんので。
大丈夫。あのマーク・ザッカーバーグですら2カ月の育休を取ってます。庶民が少しくらい会社にいなくても、会社は回ります。
夫婦で助け合って育児をすることで夫婦仲も良くなりますし、かわいい赤ちゃんと過ごせる貴重なチャンス。
今の子供たちが大人になるころには、
「男性も育休を取るのが当たり前、子供は2人で育てる」
そんな子育てに優しい社会が訪れていることを願ってます。
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業者 | 投資額 | 累計分配金 |
SBISL | 3,500,000円 | 87,754円 |
オーナーズブック | 2,850,000円 | 38,610円 |
maneo(109万円期失) | 1,910,000円 | 246,712円 |
クラウドバンク | 1,760,000円 | 241,712円 |
CREAL | 800,000円 | 11,125円 |
LCレンディング | 300,000円 | 9,588円 |
Funds | 300,000円 | 2,421円 |
FANTAS funding | 300,000円 | 0円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
SAMURAI | 200,000円 | 0円 |
合計 | 12,120,000円 | 654,768円 |