ソーシャルレンディングへの投資額1,000万円からいくら収益が出たのか？
確定申告も近づいてきましのたので、今月のソシャレン分配金や資産配分額、理想的なポートフォリオを整理しました。ソーシャルレンディングへの投資を始めて1年数カ月の中堅投資家の一つの実績として参考にしてみて下さい。
ソシャレン分配金(2018年11月)
まずはこちら！2018年11月の分配金合計は37,439円(税引前)でした。今月のトピックとしてはSBISLへの投資額を重点的に増やしました。
ソシャレン分配金まとめ(2018年11月)
| ソーシャルレンディング業者 | 資産運用額 | 分配金 |
| 2018年11月 | ||
| クラウドバンク | 2,880,000円 | 12,866円 |
| OwnersBook | 1,300,000円 | 0円 |
| SBIソーシャルレンディング | 2,050,000円 | 0円 |
| LCレンディング | 300,000円 | 0円 |
| meneo | 2,900,000円 | 12,985円 |
| クラウドクレジット | 300,000円 | 11,588円 |
| LENDEX | 0円 | 0円 |
| 合計 | 9,730,000円 | 37,439円 |
※分配金は税引前
今月の留意点
- OwnersBookは毎四半期(3月・6月・9月・12月末)分配で11月はなし。
- SBISL、LCレンディングは10月初旬に投資を開始し分配は12月から。
- クラウドクレジットの分配は元本と一括償還で3案件が11月に満期。
- maneoの遅滞に1件まきこまれ、一部元本毀損の可能性あり。
11月はmaneoファミリーの大量遅滞がありましたね。私がmaneoに投資しているファンドも1件(投資額20万円)含まれました。融資という性質上、一定の確率で返済遅滞や貸倒れが起こるのは仕方ありません。返済遅滞や貸倒れリスクこそが利回りそのものなのですから。
しかし！11月の大量遅滞に対するお粗末な担保評価方法については、maneoに落ち度があったと言わざるを得ません。
maneo遅滞に関する記事
投資家としてはこのままダラダラ遅滞が続くことが一番の機会損失になりますので、maneoには迅速な対応が望まれます。
ポートフォリオ(2018年12月2日時点)
2018年12月2日時点でソシャレンでは約1,000万円を運用しています。資産配分割合を見るとmaneo、クラウドバンクが30％と大きく、次いでOwnersBookが21％となっています。
約 1,000万円の配分率まとめ(2018年12月2日時点)
理想のポートフォリオ
今後はmaneoで償還を迎えたファンドから随時資金を引き揚げ、信頼のおけるOwnersBook、クラウドバンク、SBIソーシャルレンディングを中心に資産を配分していく方針です。
理想のポートフォリオ(総額1,000万円)
不動産特化型の新業者CREAL
「不動産」に特化したクラウドファンディングにOwnersBookがあります。OwnersBookは案件を厳選しているため、募集が少なく競合するのでクリック合戦に勝てません...。
案件を厳選されていることは全然悪いことではなく、むしろ歓迎すべきことなのですがアクセス集中でフリーズするので、せめてサーバは増強して欲しい...。
11月は3件ほどOwnersBookで投資したかったのですが、成功したのはわずか1件のみ、打率3割でございます。
...四十肩だからか！？反射神経が衰えてるのか！？
これからはアンチエイジングをがんばっていくとして、OwnersBookと同様の不動産特化型クラウドファインディングとして11月に新業者CREALが誕生しました。
CREALを運営するのは不動産証券化のファンド、リートを主に扱っている会社であるということもあり、私の仕事上の関りが深い分野であるため、注目しています。第1発がホテルのようですが、今後どのような物件が登場するか楽しみです。
ちなみに区分所有「第2号および第3号案件都心レジデンス」は開始3分で調達完了！人気が高いですね。
OwnersBookに連絡してみた
ちなみに「サーバがフリーズして投資ができないのですが、サーバを増強してもらえませんか？」とOwnersBookとメールを送ったところ、丁寧な回答をいただきました。
ご期待いただいた案件に残念ながら投資いただけなかったことは、当社といたしましても誠に心苦しいかぎりです。皆様からのご意見を真摯に受け止め、危機感をもって環境改善に取り組んでまいる所存です。現在、次の案件のご紹介に向けて準備を進めており、整い次第ご案内いたします。ご検討頂けますと幸いです。
酔った勢いで送ったメールに対して、とても誠実な回答です。自分が恥ずかしい。ということで引き続きOwnersBookはクリーンナップの一角として投資していこうと思います。
