こんにちわ!オーナーズブックNo.1サポーターのトッティです。
オーナーズブックを運営する「ロードスターキャピタル」の2018年12月期決算が発表されました。
2018年12月期決算
売上高
主力のコーポレートファンディング事業の売上高は、前年同期比+44%で推移、クラウドファンディング事業の売上高は前年同期比+356%と急成長しました。
連結売上高は下記のとおりです。
オーナーズブックに対する投資家の期待値は高く、売上が当初予想より下回ったため、決算発表でロードスターキャピタルの株価が暴落しました。
ただ、売上が下回った理由は「売却を急いで利益を計上しても仕方がないから、一部の物件の売却を来期以降に見送った」ことが影響しているようです。個人的には
成長のスピードは早くなくても、中長期的に着実に成長して欲しい
ので、この程度の微調整は無問題です。
経常利益
連結経常利益は当初の予定より早いペースで進捗してます。
各種事業別売上高
コーポレートファンディング事業の実績も着実に推移、取得案件の規模が大きくなり、販売用不動産の帳簿価格、鑑定評価額も堅調に伸びてます。
ロードスターキャピタルがIPO後、1年間でクラウドファンディング事業は急成長しています。
エクイティ型は2018年8月の募集以降、新規案件はありませんが、岩野社長の説明では「投資家にはよりいい物件を提供したいと思っているため、よりいいものが取得できた段階で募集したい」とのことです。
無理に募集しないのが好印象です。
投資家会員数・投資金額
クラウドファンディングの認知も広がり、投資家会員数、累計投資金額も右肩上がりです。
決算発表の中で、岩野社長の発言で「不動産投資型クラウドファンディング事業の規模はまだ大きくないが、個人のマーケットと直接つながることは、アップダウンがあったときにバックストックになる」とありました。
ロードスターキャピタルとしても、個人投資家向けサービス「オーナーズブック」に力を入れていく方針とのこと、投資家としても心強いです。
不動産のプロとは?
ロードスターキャピタルが得意としているのは東京23区内の中規模オフィスビル。
オフィスビルは区分所有レジデンスとはまた全然違って、百戦錬磨のプロでないとオフィスは扱えません。住宅と異なり、市況に左右されやすいので、市況を読み解く力も必要になってきます。
不動産投資型クラウドファンディングでは、不動産のプロであるケネディクス(ビットリアルティ)も参入しました。
今後、不動産投資型クラウドファンディングにはプロも続々参入するかもしれませんね!個人投資家の裾野が広がるので、業界にとっては好影響だと思います。
ポジションを取ることについて
弊ブログで紹介するソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングの業者、たまに公開する物件分析については、僕が不動産鑑定士なので公平無私な第3者の観点からやってます。
ブログを読んでくださってる方々に信頼されないと意味がないので、実際に投資し、本当にいいと思う業者しか記事にしないようにしてます(投資していない業者の広告も貼らない)。
一方で投資ブログとして見た場合「ポジションを取らないとおもしろくないな~」とも思ってます。
個人的にも、ポジションを取ってるブロガーさんの方が「へ~、この人はこういう考えでこの業者押しなんだ」という感じで、記事を読んでておもしろいですし。
オーナーズブック押しの理由
僕はオーナーズブック押しのポジションを取ってます。
オーナーズブックは、
- 日本一の鑑定機関出身の不動産鑑定士が多数在籍してたり、
- 不動産業界でも優秀で有名だったり、
- 僕が自分で担保評価を検証してみても手堅いことが分かる
ので自信をもって紹介してますが、決算発表を見ていただけると分かるように、バイアスのかかってない、ひいき目なしに見ても信頼できる誠実な業者だと思います。
- 決算説明会資料 | 投資家情報 | ロードスターキャピタル株式会社
今、ソーシャルレンディング業界に最も必要なのは「信頼」
オーナーズブックにふさわしい言葉だと思います。
※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。