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【2カ月ぶりのプラ転】景気動向指数(2019年4月速報値)

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内閣府が公表している景気動向指数。

 

景気動向指数とは

景気に関する総合的な指標のこと。景気動向に先行する「先行指数」、景気動向と同時に動く「一致指数」、景気動向に遅れて動く「遅行指数」の3つがある。

出典:ウィキペディア

     

政府の「景気判断」や「景気動向指数」をみることで、不動産の需給関係や価格形成全般に影響を与える最近の経済の動きを概観することができます。

 

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングでは、マクロ経済動向にも注意が必要ですね!

 

2019年3月の景気動向指数を受けた景気基調判断では、2013年1月以来(6年2カ月ぶり)の 「悪化」となり、景気後退の可能性が高いことを示す結果となりました。

 

続く4月ではどうなったのでしょうか?

 

 

景気動向指数(2019年4月速報値)

 

2019年4月の国内景気の現状を示す景気動向指数(CI:一致指数)は、先月の0.9ポイント下落から一転し、0.8ポイントの上昇。2カ月ぶりにプラスに転じました。

 

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出典:内閣府「一致指数の推移」

  

景気動向指数(CI:一致指数)は指数の推移により機械的に決定されます。

 

景気動向指数(CI)は上昇しましたが、3ヵ月(または7ヵ月)の移動平均の動きから判断される景気基調判断では、先月に引き続き 「悪化」となりました

 

基調判断の定義

「悪化」の定義:景気後退の可能性が高いことを示す。

出典:内閣府 景気動向指数

 

ただし、景気基調判断は過去の推移から機械的に判断されるため、実際の経済の動きとはタイムラグが生じます。

 

最新の経済指標に加え、リアルタイムの企業ヒアリングなどを基に決定される「月例経済報告が正式な政府の判断になりますので、2019年5月の月例経済報告が注目されます。

 

【復習】2019年4月の月例経済報告

 

2019年4月の月例経済報告(政府の公式見解)における基調判断をこちらです。

 

「景気は、このところ輸出や生産の一部に弱さもみられるが、緩やかに回復している」

 

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Funds 300,000円 2,421円
FANTAS funding 300,000円 0円
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