どうもこんばんわ!トッティです。クラウドファンディング投資家をやってます。
いよいよビットリアルティが第2弾の募集を開始します。いよいよ本格始動ですね!
ソーシャルレンディングは「これでもか!」という程、暗いニュースが続きます.....が、本件は明るいニュースではないでしょうか。
さてさて、僕の専門分野が「機関投資家向けの証券化対象不動産の評価」であることもあり、
- ビットリアルティとJ-REITとの違い、
- ビットリアルティとその他のクラウドファンディング業者との違い
など、できるだけ分かりやすくを解説してみたいと思います。
J-REITとビットリアルティの違いは?
J-REITとビットリアルティは「個人ではとても購入できない高額で優良な証券化対象不動産に投資できる」という点が共通しています。
両者の違いは「上場されているか、非上場であるか」で、各々のメリット・デメリットは次のとおりです。
J-REIT:東証上場
メリット
- 流動性が高く、即換金可能。
- 投資信託の商品として複数の不動産に分散投資が可能。
- 商品によっては10万円未満でも投資可能。
- 投資対象が優良不動産(不動産鑑定士が評価し価格は保証済)。
デメリット
- 東証に上場されてるので株式市場の影響を受け、価格変動が大きくなる。
- 対象不動産を投資家が精査できない。
ビットリアルティ:非上場
メリット
- 非上場なので株式市場の影響を受けず、価格変動が小さい。
- 投資対象が優良不動産(不動産鑑定士が評価し価格は保証済)。
- 対象不動産を投資家が精査できる。
デメリット
- 流動性が低く、運用中は資金が拘束される。
- 基本的に1つの実物不動産への投資のため分散投資ができない。
- 最低投資金額は100万円から。
その他のクラウドファンディングとの違い
本来、不動産とは価格変動が小さいことが魅力の資産です。J-REITは小口での投資を可能とした反面、マーケットに上場されるため、ボラティリティが大きくなってしまいました。
その問題を解決したのが不動産投資型クラウドファンディング、というサービスです。
言うならば、実物不動産投資とJ-REITのいいとこどりをしたサービス。不動産投資型クラウドファンディングのサービスには、
などがありますが、上記企業の投資用不動産価格は、数百万~数億円です。
ビットリアルティは、運営母体が東証上場で日本有数の不動産AM会社ケネディクスであり、ソーシャルレンディングながら、物件自体は個人でも数百億円の優良不動産に投資できる点が魅力となっています。
レム六本木ビル:第2回ローンファンド
今回ビットリアルティから2019年3月8日から募集開始される不動産がこちらです。「レム六本木ビル」で鑑定評価額は193億円です。
本件は、「レム六本木ビル:第1回ローンファンド」に続く、レム六本木ビルシリーズの第二弾となります。 このファンドは六本木駅徒歩1分という都内屈指のロケーションに建つホテル及び商業ビル「レム六本木ビル」を対象とする不動産担保ローン債権へ投資するファンドとなります。 レム六本木ビルの不動産信託受益権を保有するSPC(合同会社RRB)に対するジュニアローンの一部を、ケネディクスからビットリアルティが組成するSPC(合同会社BRD3)で取得します。 投資家の皆さまは、このSPC(合同会社BRD3)への匿名組合出資を通じて、レム六本木ビルの不動産担保ローン債権への投資を行います。
ビットリアルティの公式ページより引用
クラウドファンディングが盛り上がってきた
独立系では国内最大手の不動産AM会社ケネディクス。僕も職業柄、よくご一緒させていただいた企業様です。ケネディクスの参入で、クラウドファンディングはますます盛り上がりを見せています。
まだまだクラウドファンディングの市場規模は小さいですが、J-REITの資産規模16.5兆円の「1%」でも投資資金がクラウドファンディングに流入すれば、1,650億円のインパクトになります。
クラウドファンディングの規模が拡大するプロセス
- 機関投資家向け投資資金がクラウドファンディングに流入する。
- より良質で、多岐にわたるアセットに投資できるようになる。
- さらに不動産のプロが運営する不動産ファンドなので、安心して個人が参入できる。
- 個人の参入が増え、クラウドファンディングの規模が更に拡大していくという好循環が生まれる。
個人的にもクラウドファンディング投資家として、未来を期待せずにはいらせません。
ただ!
庶民には最低投資金額100万円のハードルが高く、僕にはちょっと投資できません...。せめて10万円からにしてもらえませんか?
※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。