不動産投資型クラウドファンディングに東証一部上場企業が運営する新しいサービスが誕生します。
その名は、Rimple(リンプル)!
「不動産クラファンは人気だけど..受け皿として供給が少ないから投資できないよね」
という悩みは2019年まで。2020年からは投資先の分散と、いよいよ業者間の競争も激化しそうです。特にRimpleは立地が抜群にいいので、独自のポジションを確立しそうですね。
不動産クラファンが大好きなので、新時代が楽しみで仕方ありません。さっそくRimpleで口座開設してみました。
っということで、今回の記事では、今の不動産市況を絡めつつ、Rimpleについてまとめてみました。
\好立地の不動産クラファン!/
- 投資用不動産の市況と不動産クラウドファンディング
- 不動産クラウドファンディングが増える理由
- Rimpleの概要
- 管理会社プロパティエージェントの概要
- Rimpleの新規ファンド
- 不動産クラウドファンディングの活性化に期待!
投資用不動産の市況と不動産クラウドファンディング
いきなりですが、「投資先として不動産は大丈夫?」っと思ってる方は、けっこういらっしゃるのではないでしょうか?
投資先として不動産が選ばれている理由は、低金利で「金余り」の中、安定的なインカムが得られるからに他なりません。
歴史を振り返ると、不動産市況は必ず「良いタイミング、悪いタイミング」のサイクルを繰り返します。
今が市況のピークと見る専門家や現場の最前線にいる実務家もいますし、僕も今がサイクルのピークに近いと思ってます。
ファンドバブル以降、今現在まで投資用不動産の好景気が10年近く続いてますから、そろそろ市場による調整がでてきても、おかしくありません。
ただ、今後、景気による多少の調整があったとしても、好立地の特定のアセット(例えば都心5区のマンション)には、投資資金が集まるでしょう。これは言い切っても大丈夫。
その理由は、需要と供給の関係.....というよりは、「郊外部の築古物件を取り壊し、再建築するには建築費が高騰している」という、
経済の構造上、賃料のとれる都心部の優良不動産にお金が集まらざるを得ないから
です。これが今の不動産市況です。
そんな中、「都心部の特定のアセット」などの一極集中の強みを活かして(Rimpleがまさにそうですね)、
不動産投資に新たな需要を創り出しているのが、インターネットを活用した不動産投資型クラウドファンディングです。
不動産クラウドファンディングが増える理由
「不動産投資型クラウドファンディング」が続々と誕生している要因とまとめると、
- 平成29年の不特法改正(ネットで書面の確認が可能に)
- 融資引締めによりクラファンを利用した資金調達へ移行
- キャップレートの低下と優良不動産への需要の高まり
の3点が主な要因ではないでしょうか。
もちろん、投資先として優秀な不動産クラウドファンディングが選ばれているから、というのはご存知のとおりです。
Rimpleの概要
Rimpleは不動産投資型クラウドファンディング
Rimpleは不動産クラファン。なので不動産クラファンについて復習させていただきますね。
「もう知ってるよ!」という方は読み飛ばしてね!
よく混同されがちですが、不動産投資型クラウドファンディングと融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)とは、本質がまったく異なります。
では、ソシャレンにはなく、不動産クラファンにある特徴はというと、
- 【法】「不動産特定共同事業法」の許可
- 【透明性】「物件情報」をクリアに開示
- 【専門性】「不動産のプロ」が運営
- 【スキーム】「優先劣後方式」を採用
になるかと思います。
ソシャレンに比べ、選択肢がまだ少ないのがデメリットですが、不動産クラファンは法、透明性、専門性、スキームの4点で、安全性が担保されています。
裏付けのある現物不動産に投資するのでソシャレンよりスキームがシンプルですし、手間もかからないので、従来の不動産投資をブラッシュアップした温故知新の仕組みと言えるのではないでしょうか。
投資家を保護する仕組み(優先劣後方式)
不動産クラファンの一番の優位性は優先劣後方式です。
運営側も投資家と同じ物件に出資することで、利害関係を一致させ(セイムボート)、さらには万が一、不動産の売却で損失が発生したとしても、運営側が優先的に損失を負担してくれる仕組みです。
運営側も自分が損をしたくないから、がんばって物件を運用するね。
Rimpleは30%の劣後出資をしてくれるので、もし物件価格が下落したとしても、30%以内の損失であれば、まずは運営側が損失を負担してくれます。
主な業者の劣後出資比率は、
- CREAL:10~20%
- FANTAS Funding:20%
- ジョイントα:30%
- SYLA FUNDING:30%
- ASSECLI:22%
が目安なので、Rimpleはトップレベルに高い水準ですね。
ポイントで投資できる
Rimpleの大きな特徴の一つに、他社のポイントをRimpleで使用できる「リアルエステートコイン」という仕組みがあります。
例えば、僕も持ってますがSAISON CARDの永久不滅ポイントなど、眠っているポイントをクラウドファンディングに活用できるようです。
これまでの不動産クラウドファンディングにない新しい試みだね。
投資金額は1万円から
不動産クラファンでは、投資金額は1万円からが主流になってます。
- CREAL:1万円から
- FANTAS Funding:1万円から
- ジョイントα:10万円から
- SYLA FUNDING:1万円から
- ASSECLI:1万円から
Rimpleも1万円から投資できます。ハードルが低く設定されてるのは、初心者投資家に対して優しい対応だと思います。
管理会社プロパティエージェントの概要
プロパティエージェント事業説明ムービー(2019年5月公開)ft.真矢ミキ
Rimpleを運営するプロパティエージェント(東証一部上場)の概要はコチラです。
- 社名:プロパティエージェント株式会社
- 本社:東京都新宿区西新宿6-5-1-6F
- 設立:平成16年2月6日
- 社長:中西 聖
- 資本:5億7,891万円
- 事業:不動産開発販売事業、PM業(賃貸、仲介、物件管理)、クラファン業
- 免許:不特業、宅建業、マンション管理業
不動産クラファンでは、運営者の不動産の目利き力が重要です。
その点、プロパティエージェントは不動産の開発から管理、売却、クラファン事業と、フロー型の開発・販売モデルから、ストック型の管理まで、不動産業を一通り網羅しています。
不動産業の流れを全て知ってるってことだね。
なお、プロパティエージェントは16期連続増収増益!(驚)
売上は順調すぎるほど伸びてます。
これは素直にすごいと思います。2008年のリーマンショックやファンドバブル崩壊など、マイナス圧力もあったでしょうに....
リスクヘッジに優れた不動産クラウドファンディングでも、事業者の破綻がリスクとして挙げられますが、プロパティエージェントはその心配は低そうですね。
プロパティエージェントの物件は、他の不動産クラファンとも共通しますが、東京都心のワンルームマンションに特化。
ただ、その中でもRimpleの物件は立地が抜群にいいですね。
Rimpleは都心の中でも地価の高いエリアに特化し、しかも駅徒歩7分以内。数々の外的要因をはねのけ、増収増益を続けてきた要因は「立地」にありそうです。
プロパティエージェント所有物件の稼働率は驚異の99.5%。
僕は投資用マンションを数百件は見てきましたが、99.5%はゴリゴリのリート・ファンド系でも難しい...文句なしに優秀です。
Rimpleの新規ファンド
Rimpleでは、まだ募集がスタートしていませんが、候補物件が公開されてます。
- クレイシア秋葉原(東京都台東区浅草橋5-5-6)
- クレイシア新宿(東京都新宿区新宿5-8-5)
- クレイシア新宿パークコンフォート(東京都新宿区新宿5-6-1)
- クレイシア祐天寺(東京都目黒区中町2-38-12)
まずは、自信のある自社開発ブランド「クレイシア」シリーズですね。新宿区、目黒区はもちろんですが、台東区は最近、地価上昇が注目されているエリアです。
そして、気になるのは利回りですね。
FANTAS fundingやCREAL、SYLA FUNDINGもそうだったように、ローンチ初期は利回りのボーナスタイムが慣例になってるようですが、Rimpleはどうなんでしょうか?
まだRimpleを知ってる人は少なく、ローンチ初期は特に慎重な運営になるはずですから、投資のチャンスだとは思います。
もちろん物件を見てからの判断ですが、前向きに投資を検討したい。
不動産クラウドファンディングの活性化に期待!
不動産業界に長くいる僕が言うのもなんですが、不動産は旧態依然とした業界。もっとITを活用しつつ、進化していくべきだと思います。
そんな中、クラウドファンディングサービスが続々と誕生している今は、まさに転換期ですね。
不動産とITと金融の融合を図るRimpleには、無限の可能性がつまっていると思います。
\好立地の不動産クラファン!/