不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【SBISL】業界の命運を握る王の重圧と危機感

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Fundsの新規ファンドのクリック合戦に惨敗しましたトッティです。もう全く勝てる気がしません...。

 

それはさておき、本日SBISLから分配金14,115円(税引前)の入金がありました。

 

SBISLの個人的な運用額は335万円なので、年利換算すると、ちょうど5%の粗利回りです。今のところ運用ファンドに遅延や元本毀損はなく、パフォーマンスは安定してます。

 

 

住信SBIネット銀行を使ってますか?

 

さてさて、「住信SBIネット銀行」を使われてる方って、けっこういらっしゃると思います。僕自身も「住信SBIネット銀行」「SBI証券」「SBISL」を利用してまして、個人情報は全てSBIグループに管理されてるヘビーユーザーです。

 

その住信SBIネット銀行では、預金額などに応じてランク分けされ、振込手数料が無料となる回数などが決められてます。

 

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住信SBIネット銀行のランク

 

僕は「ランク2」なので、他行宛の振込(SBISL含む)は月3回までは無料です。ただし、大抵は月3回以上は他行宛に振込するので、その都度、手数料145円が発生してました。

 

SBISLと住信SBIネット銀行が連携

 

そんな中、2019年2月16日より、

 

SBISLと住信SBIネット銀行間の振込手数料が無料

 

となるサービスが開始されます♪

 

ソーシャルレンディングに対する投資家の不信感が払拭できない中、続々と登場するSBISL関連の景気のいいニュース

 

ただ、裏を返せば一見順調に見えるSBISL側にも、業界に対するただならぬ危機感を感じているのかもしれませんね。

  

「業界初!出資金の振込手数料を無料とするクイック入金サービスの開始について」

住信SBIネット銀行の口座をお持ちのお客さまにつきまして、お客さまが振込手数料を負担することなく、当社に即時出資金を入金できるようにするクイック入金サービス(住信SBIネット銀行の即時決済サービス)の提供を、2019年2月16日から開始いたします。これにより、出資金の入金時、分配金の受取時ともに振込手数料を気にすることなく、当社のソーシャルレンディングサービスをご利用いただけるようになります。(当社は、すべてのお客さまについて、分配金の振込(出金)手数料を無料としています。)

2019.02.14SBISLメールより引用

 

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顧客中心主義で業界の命運を握る

 

SBISLで個人的にうれしいのが、ファンド募集開始時間が10時スタートだという点。スーツを着て公園にいるだけの主夫に優しい時間帯です。

 

www.investment3000.com

  

「顧客中心主義」に基づいて期待利回りは上昇させる一方、投資家が負担する手数料は下落傾向にあるSBISL。今回も、まさに文字通りの顧客中心主義のサービスを提供してくれました。

 

投資先が見える不動産投資型クラウドファンディングに押され、かつ不祥事が続き不信感が漂うソーシャルレンディングの命運は、大手老舗のSBISLにかかっているといっても過言ではないでしょう。

 

新たな王としてプレッシャーもあると思いますが、様々なプレッシャーを跳ね除け、SBISLにはソーシャルレンディングを復活させて欲しいと思います。

 

SBIソーシャルレンディング公式ページへ

 

※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。