銀行に預金するくらいなら、元本割れのリスクも低く、返戻率を重視した「貯蓄型学資保険」がおすすめです。
ぼくは息子が生まれた2016年に「明治安田生命のつみたて学資」に525万円投資しました。
受取総額が640万円になる見込(返戻率122%)なので、昨今の低金利時代に銀行に貯金しておくよりずっと高い利回りです。
この払戻率の高さは当時業界でも大変話題になりました。
でも残念ながら、その後の日本銀行のマイナス金利政策の影響で、返戻率の高い商品が販売停止になったり、2017年の保険料値上げにより、業界全体的に返戻率が大きく低下しました。
それでも明治安田生命のつみたて学資では、うまく利用すれば最大109%の返戻率も狙えます。
資産運用は「攻めと守り」の両輪が必要ですが、株や仮想通貨などの「攻め」だけではリスクが大きく、精神も消耗し、日常生活にも支障をきたしますよね。。。
「守り」の資産運用として、お子さんのいらっしゃる方は「つみたて学資」をご検討されてみてはいかがでしょうか。
トッティのつみたて学資への投資実績
ぼくは息子が生まれた2016年から明治安田生命のつみたて学資を利用しています。
子供の将来の学費のためというのももちろんありますが、資産運用としても利用している感覚ですね。
合計525万円を2回の契約に分けて投資していますが、契約時期により、受取率は変わっています。
保険料・受取総額
- 払込み保険料総額 5,250,865円
- 受取総額 6,400,000円
- 受取率 121.9%
保険料・受取額の内訳
- 契約日 2016年7月
- 払込み保険料 1,287,993円(一括振込)
- 受取総額 1,600,000円(年40万円×4回)
- 受取率 124.2%
- 契約日 2016年11月
- 払込み保険料 3,962,872円(一括振込)
- 受取総額 4,800,000円(年120万円×4回)
- 受取率 121.1%
超短期払いの全額一括払込み(実質的には5年払込済になる※2016年10月に販売停止)とすることで受取率を上げています。
明治安田生命のつみたて学資の特徴
明治安田生命のつみたて学資は「貯蓄に特化」した学資保険で、他の学資保険と比較すると払戻率が非常に高いのが最大の特徴です。
貯蓄に特化した学資保険らしく、貯蓄機能のほかは、無駄な特約は極力省いており、保険料払込免除と死亡給付金のみと保障を最低限に抑えているため、ここまで払戻率を上げることができているのです。
保険というよりは資産運用の一つとして捉えてもいいですね。
また、子供の大学進学時期に合わせて、18歳から21際までの各年4回に分けて払戻があります。
払戻率が高い商品を狙う
返戻率を上げるポイントともなる短期払込ですが、明治安田生命のつみたて学資は保険料の払込期間が最長でも15歳までで短めです。
加入時に一括払込みで、300万円を預入れる高額割引を適用すれば、最大109%の受取率です。
この場合、保険料2,749,776円の払込が300万円となって返ってくる計算です。
つみたて学資では、基準保険金額(教育資金)が70万円以上の場合、高額割引が適用され返戻率が上がるのです。
高い払戻率とするポイント
払戻率を上げるには、この2つのポイントがあります。
- 基準保険金額を高くすること
- 払込を短期間で済ませること
70万円以上の場合、高額割引が適用されて返戻率がアップします。
またどの学資保険にも共通して言えることですが、払込期間を短くすることで返戻率は高くなります。
この中でも「超短期払いの全額一括払込」とすることで、最も返戻率は高くなります。
そのほか、「年掛(年払)」にすることでも返戻率は上がります。
つみたて学資の注意点
基準保険金額を高くしたり、払込を短期にまとめたりすると、払戻率が高くなりお得になりますが、その分、毎月の支払保険料が高くなるので、家計を圧迫します。
返戻率に目をくらませてしまうと毎月の保険料が家計の大きな負担になりますので、くれぐれも高い払戻率のみを狙ってムリはしないで下さいね。