「株って数が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」
「もっと少額からできる株ってないの?」
この記事はそんな方に向けて書いてます。
はじめまして、FOLIO(フォリオ)で1年4カ月間、含み損をかかえてます、トッティです。
フォリオってご存知でしょうか?
フォリオを一言でいうと「少額から複数企業に投資できるサービス」です。
おもしろそうだったので、2017年11月に50万円ほど投資してみました。
ただ、運の悪いというか変動相場が下手というか、始めた途端に一度も上昇することなく下落し続ける始末......。
しかし!
ついに2019年1月頃にフォリオの下落が底を打ち、ようやく上昇に転じました。
今回の記事では「フォリオって何だ?」という初心者の方向けのフォリオの説明と、これまでの僕の成績の変遷を書きました。
フォリオがやっと上昇に転じた!うれし~。
株式投資のハードル下げたフォリオ
フォリオはこういうポップでカジュアルなデザイン(↓)で、株式投資へのハードルを下げることで、これまで株に縁のなかった若者を取り込もうとしています。
あらためてフォリオとは、証券会社が運営する「複数の企業の株に少額から投資できる」サービスで、個別の企業の株ではなく、複数の企業の株を「テーマ」で自由に選ぶことができます。
各テーマは10社で構成され、1つのパッケージになっています。その10社はフォリオが選んだとされる有望企業で、投資家側で選ぶことはできません。
<ドローン関連企業10社のイメージ図>
各テーマはプロが厳選した有望企業10社で構成されています。
あとは好きなテーマをえらぶだけで、価格変動リスク等を比較的抑えた資産運用を始めることができます。
素人が個別株を買うのは大変で、市場分析や財務諸表などの調査に膨大な時間がかかるよね~。
フォリオなら「これからきそう」と思うざっくりしたテーマを決めるだけで、そのテーマに関連する10社の株を自動で購入してくれます。リスク分散になりますね。
ただし、変動相場であることには変わりありませんので、相場が著しく下落することもあります。
その他のくわしい内容はコチラ(↓)で解説してますので、参考にしてみてください。
日経平均株価とフォリオの変動率の比較
コチラ(↓)はこの1年の日経平均株価の推移です。
日経平均株価は米国株高と円安を背景に2018年9月28日に26年10カ月ぶりに24,000円を超える高値を付けました。
しかし、米中貿易摩擦により大暴落。一時は19,000円まで一気に下落してしまいました。その後、2019年以降は再び上昇傾向にあり、現時点では21,000円まで回復してます。
これに対して僕のポートフォリオのグラフはこちら(2019年3月12日時点)。
おお、下降線えぐいな!
というつっこみはここでは置いておいて、日経平均株価の変動よりも、FOLIOの変動幅は小さくなってます。
僕は2017年11月からフォリオを始め、2019年3月で1年4か月が経ちました。これまでの歴史を振り返ると...
- 2018年1月に日経平均株価が高騰してもフォリオはほぼ反応なし。
- 2018年2~3月に日経平均株価が暴落してもフォリオは穏やかな下落。
- 2018年9月に日経平均が26年10カ月ぶりの高値をつけてもフォリオは穏やかな下落。
- 2018年10~12月にかけて日経平均株価の大暴落したときはフォリオも下落。
2019年に入って、ようやく回復の兆しが見えてきたかな~というところですが、基本的にフォリオは安定的に下落していましたw。
これがメリットなのか分かりませんが、フォリオの売りの一つは変動が安定していること。確かに価格変動は少なく安定した下落でした。
フォリオで投資するポイント
フォリオのポイントは2つ、「参入のタイミング」と「テーマ選び」です。
フォリオは変動相場。タイミング投資になるので「参入のタイミングが重要」です。僕はフォリオに参入した時が天井で、その後、実に1年間以上下落が続きました.....。
しかし1年以上の冬の時代を乗り越え、2019年に入ってようやく回復の兆しが見えてきました。
僕の屍を越えていってください。
そしてもう一つ、「テーマ選びが重要」です。僕はテーマ選びが悪かったようで、1年以上下落が続くという悲惨な状況になってしまいました。
フォリオの成績報告(2019年3月12日)
僕の成績はこちらです。
3テーマを2017年11月に購入し、2019年3月12日時点で元本440,931円に対して120,318円のマイナス!
▲27%の大幅な含み損です。 2018年9月に日経平均が26年10カ月ぶりの高値を付けた時期もフォリオはほぼ無反応でしたね~。
辛い時期が長かったよね......。
2019年に入ってようやく上昇に転じました。未来のことなど誰にも分かりませんが、今後に期待です。
僕の購入したテーマは次の3つです。
次世代素材
鉄やアルミの代替となる「環境負荷の少ない・軽量・高強度」の素材が、今、求められている。次世代素材として有望視されているのが、航空機や自動車などに使用されている「炭素繊維」やポスト炭素繊維といわれる「セルロースナノファイバー」である。
- お預かり資産:122,942円
- 含み損益:▲23,911円(▲16.28%)
インダストリアルロボット
世界的に人件費の上昇と人手不足が重荷になって、先進国・新興国ともに工場の自動化機運が高まり、産業用ロボットの導入が進んでいる。
製造業をはじめとして現在市場が形成されている分野の成長に加え、サービス分野を始めとした新たな分野(医療・介護・生活支援など)への普及も期待がされている。
- お預かり資産:93,569円
- 含み損益:▲54,980円(▲37.01%)
グローバル・ニッチ・トップ
グローバル・ニッチ・トップ(GNT)企業とは、ニッチ分野において高い世界シェアを有し、優れた経営を行っている中堅・中小企業のこと。関連業界が幅広く、市場の注目度も高い。
- お預かり資産:104,102円
- 含み損益:▲41,428円(▲28.47%)
すべて見事な含み損w
まとめ
まだまだフォリオは含み損から回復してませんが、ブログネタにして生きてます。
1年以上下落が続いたときは「もうフォリオを見たくない」という感じでしたが、耐えた甲斐あり、ようやく上昇に転じたようなので、これからは定期的に確認し、ブログで報告したいと思います。
フォリオは「誰でも少額から気軽に株式投資ができる」という新しい株式投資の可能性を切り開いてくれました。
通常は10万円からですが、今は1万円から投資できる「ミニテーマ」をやってるようなので、更にハードルが下がってます(購入手数料0.5%をキャッシュバックも)。
ただ、10銘柄で分散投資できるとはいえ、あくまで変動相場です。
これから伸びるテーマを見つけるのは、僕のような初心者には難しいのでご注意を。
もしフォリオを始められるのであれば、最初は遊び感覚の1万円くらいでやってみるのがいいと思います。
変動相場が下手くそな自分が、積極的にフォリオを人様におすすめすることはできませんが、ちょうど上昇への転換期っぽいので「こんな投資もありますよ」というご紹介でした。