投資の時間

不動産鑑定士のリアル資産運用(投資予算3000万円)

FOLIO(フォリオ)に投資したら1年間でどうなった?メリット・デメリット・感想まとめ

 

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ポップでカジュアルなデザイン↑のフォリオ。

 

私がフォリオで投資を始めてちょうど1年が経ちました。「フォリオって何?大丈夫なの?」という方に私の投資実績も紹介しながら解説します。

 

別にフォリオをおすすめしているわけじゃないですよ!(むしろ個人的にはあまりおすすめしません)。1ユーザーの客観的な感想としてご覧くださいませ。

 

 

1.フォリオとは?

 

フォリオは、簡単に言うと「複数の企業の株に少額から投資できる」証券会社が運営するサービスです。2018年1月にLINEなどの有望企業から70億円の資金調達を行ったこともニュースになりました。

 

個別の企業の株を買うのではなく、複数の企業の株を「テーマ」で自由に選ぶ仕組みになっています。各テーマは10社で構成されていて、10社で1つのパッケージになっています。その10企業はFOLIOが選んだ有望企業で、ユーザー側で選ぶことはできません。

 

<ドローン関連企業10社のイメージ図>

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これから流行しそうなトレンドや注目産業、応援したいテーマ、経済的にインパクトのあるイベント等、カテゴリーに即して分類されたポートフォリオのテーマラインナップから、好きな「テーマ」を選ぶだけで投資をすることができます。

それぞれのテーマは、フォリオが選定した10社の有望企業で構成されています。単一銘柄への投資よりもリスクを抑えた形で投資リターンを期待することができ、高度な金融アルゴリズムがプロ水準の運用をサポートしてくれるため、投資未経験者でもかんたんに楽しく投資を始めることができます。

 

素人が個別株を買うのは大変で、市場分析や財務諸表などの調査に膨大な時間がかかります。フォリオなら「これからきそう」と思うテーマを決めるだけで、そのテーマに関連する10社の株を自動で購入してくれます。

 

配当金はどうなるの?

 

株式なので配当金があります。配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」となり、このように自分で作成したフォリオの証券口座に配当金が入金されていきます。

 

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2.フォリオの安全性は?

 

次に気になるフォリオの安全性を見ていきましょう。

 

資産の管理方法は?

フォリオでは顧客の有価証券は証券保管振替機構に、顧客の預り金は信託銀行に預託され、フォリオの資産と「分別管理」されています。

 

お客様の保有する株券等は、すべて証券保管振替機構に預託し、フォリオ自身の保有する株券等と区別して管理しています。

また、お預かりしております現金につきましては、信託銀行に預託し、フォリオの資産とは区別しております。

 

フォリオが倒産したら?

フォリオでは有価証券や預り金は分別管理されているため、フォリオが倒産した場合でも、預り金等は返還されます。また「日本投資者保護基金」にも加盟しており、1人当たり1,000万円まで損失が補償されます。

1000万円以内であれば、フォリオが倒産しても元本は返還される可能性が高くなっています。これは安心ですね。

 

フォリオでは、お客様からお預かりする有価証券や預り金について、法令に従い「分別保管」を行っております。

この分別保管により、フォリオが倒産した場合でも、お預かりした資産はお客様に返還されます。

また万一の顧客分別金の不足にそなえ「日本投資者保護基金」にも加盟しており、万全な体制を整えております。

これは、「1. 寄託手続きなどの処理を行っている間に破綻が生じた場合」、「2. 破綻証券会社が顧客資産の流用など分別保管のルールを遵守していなかった場合」にお客様の損失(資産の毀損や返還遅延など)を保証するものです。

なお、お客様1人あたり1000万円が上限となっております。

   

3.フォリオのメリット・デメリット

 

次にフォリオのメリット・デメリットをまとめました。

 

1)メリット

 

 少額から分散投資ができる

株式は通常、1単元で株を購入することになりますが、1単元が数百万円になる企業もあるため、投資資金が高額になることがあります。そのような企業にも1単元未満の少額から投資できるため、例えば「10社に10万円」から投資することができます。

このように1単元未満の株を購入することができる制度を「単元未満株制度」といいます。

 

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価格変動が少ない

こちら↓はこの1年の日経平均株価の推移です。

日経平均株価は米国株高と円安を背景に9月28日に26年10カ月ぶりに高値を付けたあとの米中貿易摩擦による今年最安値への暴落

 

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これに対して私のポートフォリオのグラフはこちら。

 

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「めっちゃマイナスやん!」というつっこみはここでは置いておいて、日経平均株価の変動よりも、FOLIOの変動幅は小さくなってます

 

私は2017年11月からフォリオを始め、2018年11月でちょうど1年経ちましたが...

  • 1月に日経平均株価が上昇してもフォリオはほぼ反応なし
  • 2~3月に日経平均株価が暴落してもフォリオは穏やかな下落
  • 9月に日経平均が26年10カ月ぶりに高値をつけてもフォリオは穏やかな下落
  • 2018年10月に日経平均株価が暴落してもフォリオは穏やかな下落

 

フォリオは安定的に下落していますw。

 

これから分かることは、この1年間、常に下落していたので買う時期はあまり関係なく(いつ買っていても下落していたから)、「テーマ選びが重要」だったということでしょう。私はテーマ選びが悪かったようで、マイナスが続いています。

  

デザインがよく使いやすい

画面が若者向けでカジュアルですね!「仕事行って、遊び行って、フォリオしよっ!」 ってものすごくポップ!。投資へのハードルを下げ、これまで投資をしてこなかった若者をターゲットにしているようです。

 

特定口座に対応

基本的に確定申告は不要です。

もし株式の譲渡損が発生した場合、これまでの配当金による所得との損益通算がなされ、源泉徴収分が還付されます。

損失が発生した場合、確定申告しましょう。フォリオ上で「源泉徴収有」を選択していた場合でも確定申告を行うことができ、他の一般口座や他の金融機関の特定口座とも損益通算できるため、節税効果が期待できます。

 

フォリオにまかせる:特定口座源泉徴収「あり」になります。代行納税までフォリオでおこないますので、原則確定申告不要です。

 

フォリオからメール

市況が急変するたびにフォリオからメールが届きます。ウェルスナビもそうですが、投資の初心者も対象としたサービスなので、このような配慮がされています。

 

10月25日は株価急落、今後の市場を見るためのポイントとは?
 10月25日の日経平均株価は前日比-822.45円(-3.72%)の21,268.73円と大きな下落となりました。先月末比では-2,851.31円(-11.82%)となり、月間では、2008年10月以来となる2,000円を超える下げ幅です。
 本日の大幅下落は、米国株式市場の2%を超す大幅な下落が引き金となったものです。米国株式市場は、米中貿易摩擦や金利上昇に加えて、中東情勢の緊迫化なども台頭し、不安定な状況となっていました。さらに、企業の決算発表で、国際部門での利益率の悪化などについて言及されたことが背景にあります。

今後の市場を見る上での4つのポイント
1.米国中間選挙
2.米中貿易摩擦
3.米国の金融政策
4.中東の政治リスク
 今後の市場を見る上での重要なポイントをまとめましたので、ぜひご一読ください。

  

2)デメリット

 

テーマ選びで失敗するとつらい

テーマ選びを失敗すると例え日経平均株価が上昇していても、フォリオは下降し続けるという悲惨なことになります。

 

フォリオのホームページで各テーマの1年間の実績が確認できますが、2018年11月時点では多くのテーマがマイナスになっています。ちなみに私がフォリオを始めた2017年11月はほどんどのテーマがプラスになっていました。

 

このような状況ですので、プラスになるテーマを予測するのはなかなか難しいんじゃないかな、と思います。1年前にどのテーマを買っていても高い確率でマイナスになっていたので。

 

ちなみに、私が1年前に購入したテーマは、「次世代素材」、「インダストリアルロボット」、「グローバル・ニッチ・トップ」ですが、大幅なマイナスに...。

 

<トッティ実績:1年間の変動率>

  • 次世代素材 ▲19.3%
  • インダストリアルロボット ▲35.4%
  • グローバル・ニッチ・トップ ▲36.6%

 

株式関連の資料が大量に郵送される

1つのテーマで10企業分の株を購入することになりますので、各社の配当金などの株式関連の資料が毎月大量に郵送されてきます。

例えば3テーマ購入していたら30企業分の資料になるので、正直、かなりうっとおしいです。どうやらこれを逃れる術はないようです。

 

4. 手数料・リバランス

 

次にフォリオの手数料と、「リバランス」というサービスがありますので、それを解説しておきます。

 

1)手数料 

  • 銘柄ごとに売買代金の0.5%(税抜・最低手数料50円)
  • 入金手数料は無料(リアルタイム入金)
  • 出金手数料は無料
  • 口座開設料・運営手数料は無料

 

2)リバランス

基本的に3か月に1回、フォリオからリバランスを薦められます。リバランスとは銘柄や保有比率の見直しのことです。下の図の緑文字が追加購入、赤文字が売却の提案です。

 

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リバランスするか否かは本人の自由。ただし、リバランスをする毎に、銘柄毎の売買代金に0.5%の手数料がかかります。リバランスは無料ではないので注意して下さい。

 

5.トッティの成績報告

 

私の成績はこちら......はいドーン!!

 

3テーマを1年前に購入し、元本453,053円に対して118,817円のマイナス!

 

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▲26.23%の大幅な含み損です。 日経平均株価が上昇した時期もフォリオはほぼ無反応でしたね~。

 

長期投資とはいえ、本音を言えばつらいですね、やっぱし。未来のことなど誰にも分かりません。フォリオも個別株を10社集めた商品だし、大幅に下落することもあるでしょう。でも、うん、早く上昇に転換して欲しい。

 

私の購入したテーマは次の3つです。

 

次世代素材

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 インダストリアルロボット

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 グローバル・ニッチ・トップ

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見事な下降線w

 

6.まとめ

 

私は今のところ残念な結果になっていますが、こうしてブログネタになるのでよしとしましょう。フォリオへは少額投資なので、気長にもち続けて、また定期的に報告したいと思います。

 

フォリオの経営ビジョンはおもしろいですし、カジュアルに少額から投資ができるという点で良いサービスだと思います。

 

ただ、これから伸びるテーマを見つけるのが難しいですね。事実として、今はほとんどのテーマが1年前からマイナスになっています。そんな状況ですので、中長期の保有を前提とした場合、テーマ選びが難しくなっています。

 

あと、株式関連の資料が山のように届きます!w

 

個人的には特におすすめはしませんが、新しいテーマは随時追加されていきますので、気になる方はチェックしてみてもいいかもしれません。

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