CREALから現物の不動産投資へのセミナー案内が届きました。
インターネット上でクラウドファンディングを組成することが、現物不動産投資への導線にもなってるんですね。
クラウドファンディングの法整備
CREALは不動産特定共同事業法に基づく不動産専門のクラウドファンディングです。
まずは不動産特定共同事業法がインターネットに対応した経緯を簡単に解説しますね。
資金調達方法としてクラウドファンディング活用が広がる中、旧来の不動産特定共同事業法では書面での取引しか想定していませんでした。
そんな中、インターネット化の必要性がさけばれ、
2017年12月に不動産特定共同事業法が改正され、インターネットでクラウドファンディングに投資ができるようになった、というわけです。
インターネットから現物不動産投資への導線
CREALを運営するブリッジ・シー・キャピタルは、クラウドファンディング事業のほか、現物不動産のアセットマネジメント(AM)事業で300億円の運用実績があります。
ブリッジ・シー・キャピタルは今のところ、現物不動産のAM業務がメインです。
ブリッジグループとしては、クラウドファンディングからAM事業にも販路を拡大させたいのは当然のこと。
まずはクラウドファンディングに興味をもってもらって、「自分でも不動産投資してみたい!」という投資家を現物の不動産投資に誘導する、という試みでしょう。
グループ会社にはプロパティマネジメント(PM)会社もあるので「物件取得から管理まで一貫してサポートできますよ!」というのがブリッジグループの強みですし。
不動産のトータルサポートか~。クラウドファンディングや実物不動産の売買、管理は誰が決めてるの?
AMがかなりの決定権を持ってるよ。
投資家の利益に反しない限り、ファンド運用の権限はAMにありますので、AMが主導権をもって不動産仲介やPMに業務委託することができます。
このように、AMが不動産ファンドを事実上支配していることを、AUM(アセットアンダーマネジメント)といいます。
CREALからのメール抜粋
CREALの投資家様からは現物不動産への直接投資についてのご質問も多く頂きます。
この度は、特に多くのお問い合わせを頂く現物資産としての都心部レジデンスの現物不動産投資について、弊社グループ会社の不動産コンサルタントによる集中セミナーを開催することとしました。
- 現物不動産投資の中で、なぜ都心部レジデンスの人気があるのか?
- 購入金額の大部分を金融機関が融資するのはなぜ?
- 自分も現物不動産に投資できる?
- 現物不動産投資のメリット・デメリットとは?
クラウドファンディングが現物不動産投資への間口を広げた
クラウドファンディングでファンドを作るメリットは1つじゃないんだね。
Fundsにしても、ファンド組成企業は広告宣伝にもなる一石二鳥ですし、FANTAS fundingも実物不動産(区分所有マンション)への投資へ、という販路もあります。
不動産投資への間口を広げる、という意味で、簡単に優良不動産に投資できるクラウドファンディングは選択肢の一つになるかもしれませんね。
※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。