不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【FANTAS fundingがますます投資しやすく】マンション利回りを8%から6%へ

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こんにちわ、トッティです。

 

FANTAS fundingの中古マンションの募集利回りが、8%から6%に引き下げられることになりました。

 

これは.....ウエルカムです!

 

 

当初の高利回りはプロモーション目的だった

 

FANTAS fundingは2018年10月にスタートした不動産を専門としたクラウドファンディングのサービスです。

 

これまでは、スタートダッシュのプロモーション目的の一環として、区分所有マンションで”8%”という高利回りで募集していたわけですが、

 

これには、

 

「FANTAS fundingを運営するファンタステクノロジーにも経営戦略があるだろうし、当面は仕方ないかな...」

 

と思いつつも、

 

「ゆくゆくは高利回りをやめて、本来の物件価値を示す利回りで投資家を募って欲しい」

 

と過去のブログで書いてました。

「FANTAS funding、区分と空き家で同じ利回りは変だ」と語る不動産専門家

 

高利回りを歓迎しなかった理由

 

もちろん、高利回りを望む投資家の方もいらっしゃると思いますし、それを否定するつもりは全くありませんよ!

 

ただ、個人的に職業柄、不動産の利回りってすごく気になるんですよ....なんなら利回りだけで何時間も話がしたいほどに....

 

一律高利回りをやめてほしかった理由は、本来の利回りが不明では投資物件を精査する意味がない(不動産投資型クラウドファンディングのメリットがうすまる)、というものでした。

 

空き家は利回り8%のまま

 

空き家は8%のままですね。

 

空き家再生物件はリスクが高いですから、これは当然です。

 

空き家のリスクには、

 

  • 空き家の多くは、地価が下落する地域に存する立地リスク
  • 築数十年が経過している築年リスク
  • 売りたいときに売れるとは限らない流動性リスク

 

などがあり、これらリスクが区分所有マンションとは大違いです。

 

現在のFANTAS fundingの空き家の利回りは8%ですが、個人的にはもっと利回りが高くてもいいくらいだと思います。

 

一律化した利回りから不動産個別の利回りへ

 

CREALは物件毎に個別の利回りを採用してますよね。

 

あとは、FANTAS fundingも一律化された利回りではなく、物件ごとの個別性を反映した利回りにしていだだけると、もう言うことはありません。

 

だた、これにもファンタステクノロジーの販売戦略があるでしょうから、不動産オタクの戯言だと聞き流してくださいませ。

 

また、高利回りを吸収できるほど、運営会社のファンタステクノロジーは物件を安く仕入れることができるのであれば、僕が口を挟むべきことでもありませんし。

 

FANTAS fundingがますます投資しやすくなった

 

いずれにしても、実利回りに近づいたのは個人的には歓迎すべきことで、安心感という面でFANTAS fundingがまた1段階レベルアップしたといえると思います。

 

また、FANTAS fundingは人気サービスですから、投資家の応募が殺到してクリック合戦になる、という状態も少しは緩和されるでしょうし。

 

これで、ますますFANTAS fundingで投資しやくすなりましたね。喜ばしいことだと思いますよ。

 

FANTAS funding

    

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