不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

99%忘れてるので、なんとなくCOOLを復習しておこうと思った話

f:id:investment-totty:20210208145012j:plain

 

こんにちわ。以前はブログを毎日更新していましたが、今思うと、よく毎日更新できたなと思っているトッティです。

 

さて。2019年7月にリリースしたソーシャルレンディングのCOOL

 

リリース当初は投資家に注目されるも、メディア企業との統合などを繰り返した末、一時的にサービス停止に。

 

すったもんだの紆余曲折を経て、2020年8月に無事に再開しました。

 

今回、新たにCOOLが日本保証との連携ファンドをリリースすることになったタイミングで、COOLについてほとんど忘れている自分に気づきました(笑)

 

なので、自分の曖昧な記憶を整理するため、簡単にCOOLの歴史をおさらいしておきたいと思います。

 

長文になってしまったので、時間が無い方は読むのを諦めてください。

 

\日本保証の保証付き元祖!/

SAMURAI FUND

 

  

COOLのリリース

 

2019年7月に、アジアビジネスに特化したソーシャルレンディング「COOL」がリリースされます。

  

ソーシャルレンディングの管理会社である(株)COOL代表の河原氏は、大手ソーシャルレンディング「クラウドバンク」を運営する日本クラウド証券(株)の取締役でした。

 

ソシャレンでは不動産案件が多い中、「国内成長企業と急増する日本在住外国人のビジネス支援に特化した”日本初”のソーシャルレンディング」という、おバカな僕にはちょっと難しめですが、まあ要するに「全く新しいサービス」として注目されました。

 

f:id:investment-totty:20210208145933j:plain

 

COOLは初期段階から反響が大きく、口座開設に投資家が殺到するほど注目されたことをよく覚えてます。

 

COOLでは、会員情報として、

 

  • 借り手情報(企業名、特徴など)
  • 財務情報
  • 担保・保証の概要

 

などが網羅させており、また各種専門家が審査を行う「クレジットコミュニティ」のほか、担保の「鑑定評価書」もあることなどから信頼を集め、サービスのリリースと同時に第1号「アジア貿易ファンド#1」を募集し、満額成立。

 

個人的にも第1号に投資しましたし、新規会員登録のアマギフもちゃっかり貰いました。

 

COOLの統合①(ZUUが「COOL SERVICES」を子会社化)

 

その後、2019年11月に、金融メディアを運営する上場企業「ZUU」が、「COOL SERVICES」の株式を取得し子会社化すると発表しました(※)。

 

(※)COOL SERVICESの子会社COOLも含む。

 

  • ZUU:金融メディアを運営
  • COOL SERVICES:借手に融資(貸金業)
  • COOL:COOLの管理会社(第二種金商業)

 

COOLは2019年7月にローンチして、初回に貿易ファンドの募集がありましたが、その後、なかなか新規ファンドがない状態でのこのニュース。

 

COOLは「在日外国人によるアジアビジネス向けの融資」という独自性の高さゆえに、ファンド化が難しい側面があるとは思ってます。

 

が!営業者も利益を得るには、それなりのファンド数をこなさないといけませんし、何よりも、待たされ続けた投資家にとっては、COOLの今後の積極的なファンド組成が期待されるニュースでした。

 

COOLの統合②(COOLを子会社化したZUUが「ユニコーン」と資本業務提携)

 

2019年12月には、COOLを子会社化したZUUとユニコーンが、資本業務提携を行うと発表がありました。

 

  • ZUU:金融メディア「ZUU funding」を運営
  • COOL:融資型クラウドファンディング
  • ユニコーン:株式投資型クラウドファンディング

 

ユニコーンは、COOLと同時期の2019年7月にリリースした新興の株式投資型クラファンで、非上場の新規・成長企業の株式投資に投資できる、という特徴があります。

 

COOLの子会社化に続き、ユニコーンと資本提携と、ZUUはクラファン事業の拡大を着々と進めていきます。

 

ただ、ここに来ても、COOLの第2弾はありませんでした。

 

上場企業傘下のZUU体制が整った頃に、リニューアルして再登場か・・・という期待感と、もう待ちきれないよ、という投資家の思いが交錯した時期でした。

 

サービス終了(融資型クラウドファンディング事業の基盤強化)

 

その後、2019年12月のZUUから衝撃のメールが届きます。

 

金融商品取引業者として融資型クラウドファンディング事業の基盤強化とサービス拡充にリソースを集中させるべく、2020年1月29日(水)をもちまして、サービスを終了させていただくこととなりました。

 

弊社は2019年10月より、貸金業の登録をしている株式会社COOL SERVICES及び第二種金融商品取引業の登録をしている株式会社COOLを子会社化しております。


今後は、金融商品取引業者として融資型クラウドファンディング事業の基盤強化とサービス拡充を進めさせていただきます。

 

今後、融資型クラウドファンディングCOOLにおける取り組みにご期待いただけますと幸いです。

 

(出典)ZUUメールより一部抜粋

 

以前、ZUUはCOOLのほか、株式投資型クラウドファンディング「ユニコーン」とも資本業務提携しました。

 

なので、融資型と株式型を合わせた総合的なクラウドファンディング事業の躍進のための一時サービス終了とのこと。

 

COOLに関しては、幅広くクラウドファンディングを手掛ける上場企業の傘下となり、資本力をバックにしたCOOLの新展開は、2020年に持ち越しとなりました。

 

サービス再始動と日本保証との連携

 

f:id:investment-totty:20210208150005j:plain

 

すったもんだの紆余曲折を経て、システムリニューアルを行い、2020年8月より、ようやくCOOLが再始動

 

2020年12月には、今やソシャレンの新たな潮流となった「日本保証との業務提携」を結ぶことになりました。

 

で、2021年2月。COOLで4つめのファンドで日本保証ファンドとの連携ファンドをリリース。

 

・・・ふう・・・まあ、だいたいこういった流れです。

 

思いつきで記事を書き始めたのですが、最後の方は疲れてきたので、尻つぼみになってしまった感も否めませんが、お許しください。

 

それにしても、不動産投資型クラファンの大家.comでも、日本保証の連携がありましたし、融資型・不動産型を含め、クラウドファンディングに日本保証が浸透しつつありますね。

 

安心・安全を好むクラファン投資家にとっては、いい流れだと思います。

  

\日本保証の買取保証付きクラファン/

大家.com