こんにちわ、トッティです。
テクノロジーの進歩は目覚ましいものがありますね。
「ロボアドバイザー:金融アルゴリズムを備えたロボットが自動で資産運用する」って、理系畑のテクノロジー好きにはたまりません。
今回は、人工知能(AI)が全世界の様々な資産に自動で投資してくれるサービスである、ロボアドバイザーについて、僕の運用実績もふまえ、初心者にも分かりやすく解説します。
ロボアドバイザーとは
その名の通り、「ロボット(人工知能:AI)が金融アルゴリズムにそって資産運用してくれる」サービスで、毎月定額を積み立てると、自動で全世界の各種資産に投資してくれます。
有名どころではWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)がありますね。
多くの人はトレーダーでもなければ、ウォーレン・バフェットにもなれないので、相場や個別株の将来の変動なんて・・・まず分かりませんよね?
日本政府がNISAなど投資政策を推進していますが、日本人で実際投資している人って、どれくらいいるのでしょうか。
達観的に、まだ10~20%くらいでしょうか。
まだまだ貯金のみという人がほとんどだと思います。
このサービスは「まだ貯金しかしてないよ」という初心者が投資を始めるには本当におすすめです。
長期投資が基本なので若い人こそやってみるといいですよ。
僕はWealthNaviを利用していますが、投資初心者向けに本当によいサービスだと思いますので、今回はWealthNaviについて書きました。
なお、WealthNaviとは2015年4月に設立したウェルスナビ株式会社のロボアドバイザーサービスです。
WealthNaviの良い点
全世界の様々なアセットに投資できる
投資する「地域」と「資産」が分散されるので、個人でも複合的に分散投資できる点が一番の魅力です。
- 投資する地域:日本・先進国・新興国など
- 投資する資産:金融資産(米国株、日欧株、新興国株、米国債券)、現物資産(金、不動産)など
各地域・各資産によるボラティリティリスク(価格変動リスク)に対し、複数の地域・資産を組み合わせることで、資産価値の一方的な下落を防いでいます。
ドルコスト平均法
毎月決まった金額で買い付けを行い、購入できる口数は変動します(ドルコスト平均法)。
この手法では、相場が下がったときには安い価格で多くの口数を買えるので悲観せずにすみますし、逆に、相場が上がったときには高い価格を少ない口数で買うので、たくさん高値づかみしてしまうことを防止できます。
ただし、投資先の地域や資産が右肩上がりだとすれば利益が出ますが、右肩下がりであれば売却時に損失が出てしまいます。
資産運用はおまかせで
基本的に初期段階にいくつかの質問に答え、許容リスクを判定して初期設定すると、あとはロボットにおまかせです。
楽ちんですね。
初期手続きも簡単で、その後は基本的に投資家は何もする必要がありません。
このブログを見ていただいている方で短期トレーダーの方はいらっしゃいませんよね?
多くは本業をお持ちで、投資は副業、又は初心者投資家の方だと思います。
相場に張り付くのは本当に消耗するし、利益を出すのは難しいですよね。
僕は向いていないのでやりません(やると多分、多くの時間とお金を失うことになるので)。
複利を味方にできる
つみたてNISAの記事でも書きましたが、基本的に長期間運用を前提とするので、複利を味方にできます。
ざっくり言えば、「運用益を再投資」することにより、長期で考えるとその威力が絶大になります。
マーケットは常に変動しているので、この先リーマンショック級の世界的な景気変動もあるかもしれません。
元本割れの可能性も当然ありますが、長期的には米国株などは順調に成長しているので、投資をしたのを忘れるくらいの長期間の放置プレーがいいかもしれません。
WealthNaviの手数料など
現時点(平成30年8月28日)の手数料は、預かり資産の年率1.0%(税別) です。
例えば投資元本100万円では手数料が1万円かかるので、仮に年利5%で運用できたとすれば運用益が5万円、手数料1万円を引くと4万円の利益となりますね。
このほか、最低投資額は10万円、自動積立額は1万円以上となっています。
年間運用成績公開
ぼくの運用成績を公表します。はいドン!
2017年8月20日から運用開始し、毎月1万円ずつ積み立てて、1年間資産運用しました(リスク許容度4)。
現時点(2018年8月27日)で元本840,620円に対し(※)、利益は+24,887円、利回りは3.05%です。
(※)途中で何度か資金の出し入れをしてます。
年率3%の利回りは、この低金利時代にけっこう良い成績ではないでしょうか。米国株(VTI)が好調ですね!
銀行に預金しておくより利回りは全然いいですね。
ちなみに20年間は長期投資するつもりです。
まとめ
- ロボアドバイザーは人工知能(AI)が全世界の様々な資産に自動で投資してくれる。
- 基本的におまかせでOK。WealthNaviがおすすめ。
- 複数の地域・資産を組み合わせることで資産価値の一方的な下落を防いでいる。
- 長期投資が基本で少額から投資できる。特に人生が長い若い人におすすめ。
- トッティの1年間の運用成績は利回り3%だった。
ロボアドバイザーを検討されている方の参考になればうれしいです。