不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

大損失!株価暴落でマイナス・赤字続きのウェルスナビ。今後の投資方針を検討してみる。

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相場が急落するとウェルスナビを開くのが億劫になります...。はぁ、でも確認するか。

 

ビビりながらもウェルスナビを確認して、ブログ用に画面キャプチャを取ってすぐに閉じる、という手法を使いました。損失を長く見ていると精神衛生上、良くないので。

 

 

ウェルスナビ運用成績(2018年12月25日)

 

まずは2018年12月25日時点のウェルスナビの運用成績はこちら。

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元本105.5万円に対して11.7万円のマイナス!(利回りは▲11.1%)

 

2018年12月2日時点では+1.41%とかろうじてプラスを維持していたものの、その後は下落の一途。米国株(VTI)が一気に下げました。

  

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ウェルスナビを始めて1年半、ここまで含み損が膨らんだのは初めてです。

 

マーケットニュースを見る限り、弱気相場は年をまたいで続きそうなので、含み損が拡大する可能性も低くはなさそうですね。

 

タイミング投資は不可能

 

「ウェルスナビは長期積立投資だから気にしない」とは言うものの、正直、気分は沈みます。

 

11月初旬の米国株急落時点で「これはチャンスか!?」とウェルスナビに20万円追加投資したので、タイミング投資としては完全に失敗したということになります。反省。

 

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今回の教訓は「変動相場で適切なタイミングで投資するのは不可能」ということ。これは経験上、まぎれもない事実です。タイミング投資は自分には無理だと再確認できた点で、これも勉強代ですね。

 

ロボアドバイザーといえどもここまでの急落は予想できないようです。

 

マーケットの状況

 

日経平均も約1000円の急落、NYダウも暴落しています。

 

しばらくは悲観相場が続きそうだというのが市場の見解のようです。FRBの利上げも打ち止めされるのか否か...。パウエル議長が何をどう判断するのか、金融素人には理解不能。全く分かりません。

 

株価チャート

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マーケットニュース

日経平均は前週末比で1000円を超す下げとなった。足元では1万9100円台半ばでの値動き。ブルームバーグが関係者の話として、トランプ米大統領がムニューシン財務長官の解任を検討しているもようと報道。米政治情勢に対する不透明感が意識される中、リスク回避の売りが継続している。市場では「年明け以降、米地区連銀総裁の講演などを通じ、利上げ打ち止めとの見方が広がるまでは、厳しい相場が続きそう」(国内証券)
との声も出ていた。

日経平均は1万9000円が心理的な節目となる。今後の米国株次第のところもあるが、年内は下値を見定める展開が続くだろう。十分に悲観的な心理が市場に行き渡っている。1万8000円台までの下落はスピードとしても早いが、年末のため市場参加者は限られており、買いを入れる動きが現れるのは年明け以降になる可能性がある。

SBI証券マーケット情報より抜粋

 

ウェルスナビCEO柴山氏のメール

 

相場急落のタイミングで、ウェルスナビの柴山CEOからのメールが到着しました。相場が悪いときも淡々と「長期・積立・分散」を続けましょうとのことです。

 

こんにちは。ウェルスナビCEOの柴山です。

世界的に株価の下落が続いています。今週、米国の代表的な株価指数であるNYダウ、そして日経平均株価も、今年の最安値を更新しました。

WealthNaviで「長期・積立・分散」の資産運用を行っている方、特に資産運用を始めたばかりの方は、株価が下落し続けることに不安を感じていらっしゃるかもしれません。

今年10月からの株価の動きを見ると、何度か上昇に転じたタイミングもあったものの、下落傾向が続いています。

米中の貿易戦争の長期化、中国の景気減速への懸念など、世界経済に悪影響を与えうる不安要因はいくつもあります。リスクを警戒した海外のヘッジファンドなどがクリスマス休暇前に株式を売却したことも、株価下落の背景にあると言われています。

今週のような株価の下落があると、資産運用を続けるのが難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。株価が下落すると悲観的なニュースが多くなるため、不安になるのは当然のことです。

このような状況で、どう行動するべきなのでしょうか?

「長期・積立・分散」の資産運用では、世界中の資産に分散して投資することで、中長期的に、世界経済の成長率を上回るリターンを目指せます。

一方で、世界的な株価下落の局面では、資産価値も減少するリスクがあります。このようなリスクを取っているからこそ、世界経済の成長率を上回るリターンを目指すことができます。リスクとリターンは同じコインの表裏の関係にあるのです。

したがって、相場がよいときも悪いときも一喜一憂せず、淡々と資産運用を続けることをおすすめします。

WealthNaviは、皆様の「長期・積立・分散」の資産運用をサポートできるよう、これからも努力してまいります。

どうぞ、よい週末をお過ごしください。
ウェルスナビCEO・柴山和久

 

まあ、ウェルスナビ運営側は当然そう言うでしょうね。確かに長い目で見ればこういう暴落時こそ買い場になるのかもしれません。

  

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教訓と今後の方針を検討

 

僕は損切はせず、毎月1万円の積立投資も止めず、長期目線で投資は続けます。理由は長期的に見れば米株(VTI)を中心に世界経済は成長すると予想しているからです。

 

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(出典 : 世界経済のネタ帳 ダウ平均株価の推移 : http://ecodb.net/stock/dow.html

 

ただ、ここでいったん解約して他の投資先を探してみる、というのも一つの手としてありだと思います。まだ下落が続くと見れば損切して日本円にしておくのももちろん「あり」ですし。なお、ウェルスナビは解約手数料が無料です。

 

ウォーレンバフェットは分散投資を否定していたように記憶していますが、金融素人は分散投資を絶対にしておくべきですね。株式市場だけに資金を投入していたら、こういうケースに身動きがとれません。

 

分散投資の大切さを再確認できたことを教訓にしたいと思います。

  

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