庶民でも富裕層向けの世界投資が実現できるというウェルスナビ。
まだ1年半の運用期間にも関わらず、AIもびっくり「プラス10%超からマイナス10%超になる」という、投資家の精神力が試されるような経験をさせてくれました。
ウェルスナビの成績(2019年1月22日時点)
まずは現時点の成績はこちら。
年末年初の世界的株価急落では、収益はマイナス10万円以上、利回りもマイナス11%でしたが、徐々に回復してきました。
ポートフォリオの内訳はこちら。米国株(VTI)がプラスにまで回復しましたが、日欧株(VEA)などはまだ下落したままの状態です。
長期的な結果に向けて今をフォーカスせよ
ウェルスナビCEOの柴山氏が、AI専門の東大教授との対談で次のように語っています。
松尾 最適戦略というのは、やはり極端な行動なんですよ。一番いい方法を、ひたすらやり続ける。前半戦においては、とにかく投資だと思います。自分に対して投資して、ひたすら地道にやり続ける。そして、どこかのタイミングで、フェーズが変わったときに一気に攻める。勝負事はだいたいそんな感じじゃないでしょうか。
柴山 面白いのは、「最適戦略」というのはあくまで長期的な目線であって、いま置かれた環境の最適化するわけではない点ですよね。長期的な課題に対して最適な戦略にフォーカスして、他の余計なことはすべて捨てるという。
つまり、
長期的な視点で今を最適化して生きろ
というご意見。ごもっともです。ウェルスナビは30年間積立投資を続けるつもりです。
ただ、はたして
30年後にウェルスナビは存在しているのか、そもそも僕は生きているのか?
という疑問があります(^^;)
30年後のことなんて誰にも分かりませんからね。長期投資にも
- 「ロボアドバイザーが続いていると信じるならば」
- 「自分が生きている自信があるならば」
という前提条件が必要ですね。
同種のロボアドバイザーTHEO(テオ)
最後にウェルスナビ以外のロボアドバイザーのご紹介も。
当初、僕はロボアドバイザー系では「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」の2つを運用してましたが、途中、ウェルスナビの成績が比較的よかったので、途中でTHEOを止めてウェルスナビ1本に絞りました。
30年後、それが正解だったかどうかは現時点では誰にも分かりません。
ロボアドバイザーにはウェルスナビ以外でも類似サービスがけっこうあるので、コツコツ積立投資が好きな方は検討されてもいいかもしれません。