前回の記事に、某ソシャレン投資家の方が建設的なコメントをくださいましたので、さっそくですが、その回答を記事にさせていただきます!
抜け目ないね~
ブログの根幹に係る部分だったから、使わせてもらいました!
前回記事
いただいたコメント
本記事に対して、いただいたコメント(一部抜粋)がこちら。
「投資信託や個別株で決算書の1つも読み取れない人が殆どだから、公開するのは止めよう」ということにはならないと思います。ラキバン、みんクレなどは情報発信をしないことが、デフォルトにつながっています。
「その事業者は大丈夫そうだから」は、宗教と同じと思ってしまう自分がいます。
財務状況や融資先、またリスク情報など明確に提示してこその金融商品だと考えます。
投資家が情報を読まないのは勝手ですが、それをして事業者が情報を公開しないとは、話が違うと思う次第。
トッティの回答(一部加筆)
まず前提として、OwnersBookの担保評価を「信頼できること」と「実際に投資すること」は別の話です。
事実として、「OwnersBookの担保評価を”自ら”検証」のうえ、OwnersBookの評価は「信頼するに足る」と判断しましたが、ソシャレンで匿名化解除がなされた今、「担保物件が見えない案件には投資するつもりはありません」。
この点は、これまでこのブログで書き続けてきたとおりです。
情報公開をしない業者で投資をしない理由は、透明な不動産クラファンがある中、不透明なソシャレンに投資する意味も見出せませんし、投資先は自分自身で超ストイックに精査したいからです。
それは、信頼できるOwnersBookであっても、担保評価を公表するファンドが出ない限り、変わりません。
★★★
中立的な立場からは、匿名化解除が必須でない中、OwnersBookのように、まずは様子見とし、段階的に情報開示していくことは業者の自由です。
投資家がとやかくいう問題ではありません。
気にいならなければ、投資家は投資しなければいいだけの話です。
★★★
個人的な立場からは、「すべての情報開示を強く望んでいます」。
ただ、一般的な事実として、情報公開されたソシャレンの担保価値、不動産クラファンの利回り(=リスク)やアセット毎の市況動向など、本当に分かって投資している投資家がどれだけいるのでしょうか。
担保評価や不動産クラファンの利回りなど、まさに投資のキモになる部分です。
もし分かっていないのであれば、そのような不確かな案件に投資することは、おっしゃっている「この業者は大丈夫だから」という宗教的な考え方と同じではありませんか?
「JLL森井鑑定の評価書が付いてるから安心」とは限りませんよ?
「鑑定がある」という時点で思考停止してませんか?
業者に情報開示を求めるなら、投資家も相応の努力をすべきではないですか?
繰り返しますが、私は「すべての情報開示を強く望んでいます」。
ただ、一般論として、出された情報を意味あるものとするため、少なくとも最低限(情報を自分の頭で検証できる程度には)、投資家もレベルアップが必要だと感じています(もちろん、自分も含めて)。
ブログでは、よくふざけてますけどね(笑)
投資に対しては、ストイックに取り組んでいるつもりです。
★★★
以上が回答です。
今回はこの辺で。現場からトッティでした。
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業者 | 投資額 | 累計分配金 |
SBISL | 3,500,000円 | 87,754円 |
オーナーズブック | 2,850,000円 | 38,610円 |
maneo(109万円期失) | 1,910,000円 | 246,712円 |
クラウドバンク | 1,760,000円 | 241,712円 |
CREAL | 1,100,000円 | 8,505円 |
LCレンディング | 300,000円 | 9,588円 |
Funds | 300,000円 | 2,421円 |
FANTAS funding | 300,000円 | 0円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
SAMURAI | 200,000円 | 0円 |
合計 | 12,420,000円 | 652,148円 |