不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【TECROWD】馴染み深い幕張のタワマン

f:id:investment-totty:20211127165654p:plain

 

昨日TECROWDの記事を書いたばかりですが、新ファンドで「幕張」が来たので書いておかねば。

 

幕張か~、このタワマンの稼働率もだいたい想像がつきますし、知りすぎてかえって書きにくいです。

 

個人的にサラリーマン時代に幕張一帯のオフィスや商業施設、マンションを担当していたり(幕張は証券化の対象となるようなAクラスビルが多い)、幕張の不動産市況を新聞に寄稿していたので、けっこう思い出深い街です。

 

なので、思い入れが強すぎてバイアスがかからないようにサクッと書こうと思います。

 

ちなみに3年前に書いたこちらの幕張の記事(↓)、未だにアクセスしてくださる方もいらっしゃいます(ありがとうございます!)。

 

【関連記事】ゴーストタウンからの復活!変貌を遂げた千葉県で最注目の幕張新都心

 

普通の人と比べると少しは幕張を知っているという前提で書きますが、”今”の幕張は「エリアとしては」いいですね。

 

幕張というエリアの特徴は↑の記事で書いているので、詳しくはそちらをご確認いただければと思いますが、幕張(新都心)はここにあって、

 

f:id:investment-totty:20181121164208p:plain

(引用)グーグルマップを筆者が一部加工

 

簡単に復習しておくと、幕張は開業直後にバブルが崩壊し、以降もアップダウンを繰り返しながら復活した街です。

 

↑の記事が3年前なので、現時点で加筆する点はこちらで、

 

  • イオンモール辺り(地図は下記)のJR京葉線の新駅設置構想は着実に進んでいて
  • 海浜幕張駅の北口の大型店舗の建替え計画があり
  • 幕張ベイタウンにタワーマンションや老人ホームの建築計画あり

 

などなど、バブル崩壊後30年たった今でも開発が終わらない街、それが幕張です。

 

→TECROWD

 

 

TECROWD 17号ファンド セントラルパーク・イースト幕張パークタワー

 

f:id:investment-totty:20211127062007j:plain

(引用)TECROWD

 

  • 募集金額:6,300万円
  • 期待利回り:7.0%(年利)
  • 運用期間:12ヶ月
  • 優先劣後:優先95%(投資家)、劣後5%(事業者)
  • 募集期間:2021年11月30日17時~

 

「海浜幕張」駅から徒歩8分の「幕張ベイタウン」と称される住宅地にある高層マンションの居住最上階となる32階が対象物件です。

 

配当原資は賃料収入と売却代金で、既に売却先とは販売時期・販売価格についてほぼ合意済とのことです。

 

駅周辺には緑も多く自然豊かな一方で、イオンモールや三井アウトレットパークなどの商業施設にも事欠きません。 また、最寄り駅である京葉線の海浜幕張駅からは、近郊の商業スポットへのアクセスも便利です。東京駅までは直通30分、「IKEA Tokyo-Bay」や「ららぽーとTOKYO-BAY」などの人気ショッピングスポットが集まる南船橋駅にも快速で約5分。さらには、東京ディズニーリゾートのある舞浜駅へも乗り換えなしで20分もかからずアクセス可能です。 まさに、「利便性」と「自然豊かな環境」が融合した好立地であり、ファミリー層のお客様にも大変人気なエリアです。

(引用)TECROWD

 

TECROWDにも幕張の説明がありますね。概ねそのとおりかと思います。

 

オフィス、商業、住宅、文教、エンタメの全てがそろっています。というか当初からそういう目的で区画を整理して開発されました。

 

f:id:investment-totty:20181121165212p:plain

(引用)千葉県ホームページより抜粋し筆者が一部加工

 

対象のタワマンは右下の住宅地にあります。

 

懸念点としては、幕張ベイタウンには今後、首都圏最大級の新しい分譲地が出来るので(上の図の右上の若葉住宅地区)、これらの新しいマンションとの競合による空室率の悪化でしょうか。

 

ただ、本ファンドは「一括借り上げ契約」を採用されているので賃料収入は安定しています。

 

物件情報はこちらで、

 

  • 物件名:セントラルパーク・ イースト幕張パークタワー
  • 所在:千葉県千葉市美浜区打瀬一丁目2番地2
  • 構造:RC造・S造 地上33階、地下1階
  • 地積:14,520.16㎡
  • 延床:31,176.04㎡
  • 総戸数:226戸
  • 竣工:2003年2月
  • 投資対象:3204号室 168.18㎡
  • 土地の権利:借地権(賃借権)、所有者:千葉県
  • 地代:月額15,998円

 

幕張ベイタウンのランドマークとして2003年2月に竣工済で、対象区画の床面積は168㎡を超え、スカイビューバス、リラクシングルームや、ドレス専用ギャラリーなどを付した、高級な仕様とのこと。

 

まあ、要するに富裕層が買うタワマンの上層階ですね。

 

セントラルパーク・イースト幕張パークタワーでの同スペックの住戸の売出事例は587,000円/㎡が平均とのこと。

 

f:id:investment-totty:20211127062024j:plain

(引用)TECROWD

 

予定売却先とは合意済ですが、万が一売却先との売買契約が締結されなかった場合は新たな売却先を探すとのことです。

 

まとめ

 

僕は個別的な要因を把握していませんが、幕張ベイタウンのタワマンの上層階で利回り7%ですよね。借地権であることも利回りを高める要因ですし、個人的には「十分あり」だと思います。

 

僕は投資しておこうと思います。

 

TECROWDは海外不動産が中心ですが、国内もなかなかいいですね!これからはますます楽しみな事業者になりそうです。

 

ということで今回は以上です。TECROWDや本ファンドにご興味がありましたら、ぜひのぞいてみてください。

 

→TECROWD

 

\高利回りの不動産クラファン!/

TECROWD

 

【関連記事】TECROWDのリスクとリターン