投資の時間

不動産鑑定士のリアル資産運用(投資予算3000万円)

【800万円投資】ソーシャルレンディング総合ランキング!

 

f:id:investment-totty:20181022163734p:plain

 

投資先として注目度が高まっているソーシャルレンディング。

 

これまでの投資実績を元に、横断的に比較してみました。私が不動産鑑定士ということもあり、不動産系のファンドを中心に投資しているため、不動産ファンドを取り扱う業者を中心とした比較になります。

 

各業者には一長一短がありますので、あくまで個人的なランキングとして、上位順に掲載しています。「自腹を切っている」という点で多少信頼性が高まると思いますので、個人的な投資額も掲載することにしました。ご参考まで!

  

  

1.第1位 クラウドバンク 

f:id:investment-totty:20181022160547p:plain

1)概要

  • 運営会社 日本クラウド証券㈱
  • サービス開始 2013年12月
  • 成立融資総額 384億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞あり(投資した投資家にのみに連絡)
  • 行政処分 2回(直近では2017年6月)
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻無料(月1回)
  • 平均利回り 6.79%

 

2)特徴

  • 第一種金融商品取引業者で財務健全性が高い
  • 投資先は多様なテーマがある
  • 運用期間は短め
  • デザインが良く使いやすい
  • 2度の行政処分(急成長に伴うリソース不足が原因で悪質ではないと判断した)

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 4
  • 融資実績総額 4
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 4
  • サイト使いやすさ 5
  • 案件数・種類 5 
  • 利回りから見る投資先の安全性 3
  • 総合得点 25

 

4)個人運用額 246万円 

f:id:investment-totty:20181022152729p:plain

 

クラウドバンクの詳細を確認する

 クラウドバンク

 

2.第2位 OwnersBook 

f:id:investment-totty:20181022160605p:plain

1)概要

  • 運営会社 ロードスターキャピタル㈱(マザース上場)
  • サービス開始 2014年9月
  • 成立融資総額 78億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞なし
  • 行政処分 なし
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻有料
  • 平均利回り 4.84%

 

2)特徴

  • 都内の不動産特化型で物件は不動産鑑定士が選定している
  • 全案件不動産担保付き
  • 投資案件が少なく、満額終了までが早い
  • サイトデザインが良く使いやすい

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 4
  • 融資実績総額 2
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 5
  • サイト使いやすさ 5
  • 案件数・種類 2 
  • 利回りから見る投資先の安全性 5
  • 総合得点 23

 

4)個人運用額 100万円

f:id:investment-totty:20181022152919p:plain

 

Ownersbookの詳細を確認する

 OwnersBook

 

3.同率第2位 SBIソーシャルレンディング 

f:id:investment-totty:20181022160621p:plain

1)概要

  • 運営会社 SBIソーシャルレンディング㈱(SBIグループの子会社)
  • サービス開始 2011年3月
  • 成立融資総額 600億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞あり
  • 行政処分 なし
  • デポジット口座 なし
  • 手数料 入金有料、払戻無料
  • 平均利回り 6.70%

 

2)特徴

  • 運営会社がSBIグループで信頼性が圧倒的に高い
  • 信頼性の高さから人気も高いため、ファンドの満額終了が早い
  • 最近は高利回り案件(8~10%)が増えつつある
  • デポジット口座がない(自分の口座から入出金)
  • WEBサイトが使いづらい

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 5
  • 融資実績総額 4
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 5
  • サイト使いやすさ 2
  • 案件数・種類 4 
  • 利回りから見る投資先の安全性 3
  • 総合得点 23

 

4)個人運用額 85万円

f:id:investment-totty:20181022230211p:plain

 

 

4.第4位 LCレンディング 

f:id:investment-totty:20181022160700p:plain

1)概要

  • 運営会社 ㈱LCレンディング(LCホールディングス㈱(JASDAQ上場)子会社)
  • サービス開始 2015年7月
  • 成立融資総額 238億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞なし
  • 行政処分 なし
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻有料
  • 平均利回り 6.18%

 

2)特徴

  • LCレンディング、LCパートナーズ、ロジコムの3社が連携
  • 国内不動産案件(不動産担保付)
  • LCホールディングスによる連帯保証付き

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 4
  • 融資実績総額 4
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 4
  • サイト使いやすさ 3
  • 案件数・種類 2 
  • 利回りから見る投資先の安全性 4
  • 総合得点 21

 

4)個人運用額 30万円

f:id:investment-totty:20181022153222p:plain

 

5.第5位 maneo 

f:id:investment-totty:20181022160633p:plain

1)概要

  • 運営会社 maneoマーケット㈱(maneoグループ)
  • サービス開始 2008年10月
  • 成立融資総額 1500億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞4件
  • 行政処分 1回(2018年7月)
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻有料
  • 平均利回り 6.95%

 

2)特徴

  • 国内実績が圧倒的ナンバーワン
  • 案件の種類が豊富
  • GMOフィナンシャルホールディングスとの資本業務提携
  • 行政処分ではmaneoの管理責任が問われた
  • 2018年11月に大量遅滞発生

 

関連記事はこちら

www.investment3000.com

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 4
  • 融資実績総額 5
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 2
  • サイト使いやすさ 4
  • 案件数・種類 3 
  • 利回りから見る投資先の安全性 2
  • 総合得点 20

 

4)個人運用額  290万円

f:id:investment-totty:20181022153111p:plain

 

6.同率第5位 クラウドクレジット 

f:id:investment-totty:20181022160714p:plain

1)概要

  • 運営会社 クラウドクレジット㈱
  • サービス開始 2014年6月
  • 成立融資総額 145億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞あり
  • 行政処分 なし
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻無料(月1回)
  • 平均利回り 9.03%

 

2)特徴

  • 融資先は新興国に特化(外貨建・円建の選択は可能)
  • 高利回り(ただし為替レートの影響あり)
  • 伊藤忠商事が株主
  • 利息は元本償還時に一括分配

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 4
  • 融資実績総額 3
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 3
  • サイト使いやすさ 4
  • 案件数・種類 5 
  • 利回りから見る投資先の安全性 1
  • 総合得点 20

 

4)個人運用額 50万円

f:id:investment-totty:20181022153248p:plain

 

クラウドクレジットの詳細を確認する

 【クラウドクレジット】

 

7.第7位 LENDEX 

f:id:investment-totty:20181022160726p:plain

1)概要

  • 運営会社 ㈱LENDEX
  • サービス開始 2017年7月
  • 成立融資総額 8億円
  • 返済実績 貸し倒れなし、延滞なし
  • 行政処分 なし
  • デポジット口座 あり
  • 手数料 入金有料、払戻無料
  • 平均利回り 8.96%

 

2)特徴

  • 東急リバブル㈱の査定額を参考にしている(内部利用で公表していない)
  • 査定額の80%を上限にファンドを組成
  • 不動産案件が中心で運用期間は1年以内
  • 不動産担保付で利回り9%はトップクラス

 

3)採点(5段階評価)

  • 運営会社の信頼性 2
  • 融資実績総額 1
  • 返済実績から見る融資先の信頼性 3
  • サイト使いやすさ 3
  • 案件数・種類 3 
  • 利回りから見る投資先の安全性 1
  • 総合得点 13

 

4)個人運用額 0円

f:id:investment-totty:20181022153306p:plain

 

8.まとめ

 

総合ランキングをまとめるとこちら。

 

総合ランキング

  • 第1位 クラウドバンク (25得点)
  • 第2位 OwnersBook (23得点) 
  • 同率第2位 SBIソーシャルレンディング(23得点)
  • 第4位 LCレンディング(21得点)
  • 第5位 maneo (20得点) 
  • 同率第5位 クラウドクレジット(20得点)
  • 第7位 LENDEX(13得点)

 

ソーシャルレンディング投資を続けてきて思うことは、「凡人にはぴったりの投資先だ」ということです。私自身、ご多分に漏れず凡人ですし。

 

ただ、不動産の専門家ではあるので「不動産鑑定士のアドバンテージが活かせる」という点でソーシャルレンディングの中でも不動産案件を中心に投資しています。

 

ソーシャルレンディングは調査項目が少なく、基本的に投資をしたら、その後はほったらかしで相場を追う必要がありません。「精神衛生上良い」という点と「毎月の不労所得が得られる」という点が気に入り、リスクを管理しつつ資産の多くをソーシャルレンディングに配分しています。

 

株や仮想通貨、実物の不動産投資と比べると、ソーシャルレンディングは地味な投資先のように見えますが、利回り5~8%は決して低くありません。不動産業界に長くいますが、現在の不動産投資市場で5~8%は十分すぎるほどの利回りです。

 

ただし、利回り=リスクです。デフォルトのリスクは常にあるので注意が必要ですが、次のようなことに気を付けれリスクを管理することができます。

 

<ソーシャルレンディングのリスク回避のために必要なこと>

  • 分散投資を基本とする(複数業者、複数ファンド)
  • 融資先は可能な限り時間をかけてチェックする。
  • 業界の市場動向にアンテナをはる。

 

投資とはリスクを取って資産を増やすこと。重要なのは「リスクを避ける」のではなく 「リスクを管理する」ということなので、市場の動向にアンテナを張りながら分散投資をして、平均リターン(リスク)が自分の期待利回りになるように管理できていればOKではないでしょうか?

 

あまり業者を増やし過ぎても管理が行き届かなくなるので本末転倒ですが、自分が信頼できる3~4業者には分散し、業者の中でも小口ファンドに分けて投資したいところです。

 

融資である以上、デフォルトや返済遅延は一定の割合で起こり得るリスクなので、「長期運用ではあり得ること」とそこまで気にする必要はないと思います。事実、返済遅延が起こったとしても極めて高い確率で元本が返済されています。

 

現時点では、融資先は債務者保護の観点から非開示になっていますが、金融庁が情報開示に向けて動いています。融資先が開示になれば信頼性も担保されるため、業界がさらに発展していくことが期待されます

 

ソーシャルレンディング「信頼性」ランキングはこちら 

www.investment3000.com