不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

SBISLとmaneoの間には宇宙より広い空間がある

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SBISLとmaneoから同じ日にメールがきましたが、その内容は「天と地」ほど、または「太陽とウンコ」ほどかけ離れた内容でした。

 

 

SBISLのメール

 

まずはSBISL。2019年2月1日から『SBISL不動産担保ローン事業者ファンド』の手数料を0.3%引き下げる分、投資家の利回りを0.3%引き上げてくれるそうです。

 

太っ腹SBISL!よっ、大統領!

 

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当社は、今後ともSBIグループが1999年の創業当初から貫いてきた「顧客中心主義」に基づき、お客さまの利益を第一に考え、「お金を投資したい人」と「お金を借りたい人」、それぞれのお客さまに信頼いただける企業として、誠実・公正に業務を行ってまいります。

 

顧客中心主義、すばらしいですね~。聞いてはりまっか?maneoはん。

 

maneoのメール

 

一方、maneoはもう投資で絡んでも損しかしないので、せめてブログネタにするしかありません。

 

最初にまとめると、「不動産売却による元本返済を想定していたが、売却に時間を要し、元金未回収(債務者から利息の入金はあった)」とのこと。

 

メールを読む限り、今回は単純に期間延長なので投資家の損失は大きくはなさそうですが、一連のmaneo大量期失のずさんな担保評価と引き伸ばし対応を見ていると、いったいmaneoの何が信用できるのか。

 

今回僕は17万円被弾しました。

 

しかし相変わらず高利回りで多くの募集を続けるmaneoは図太いというか何というか....まずは地を固めるべきだと思いますが。

 

登録者数は右肩上がりなので、ソシャレンって本当に初心者が多いんですね。maneoで投資するヤバさは少し調べれば分かるのに...。

 

この度、下記融資案件について、2019年1月28日を最終弁済期限とする元金の未回収が発生いたしました。
maneo株式会社(以下、「当社」という)より、対象ファンドの詳細と今後の債務者からの回収、投資家の皆様への分配について、
以下のとおりご報告させていただきます。


1.融資案件の概要

ファンドID    5141、5147~5151、5161~5178、5183~5197、5199~5202、5205~5208、5219~5221、5245~5248、5254~5264、5292、5381~5383、5415
ファンド名   【不動産担保付き】1,200億円突破記念ローンファンド【第3弾】1号~70号(案件1:C社、案件2:AN社)
案件名     【事業者C社向け】東京都千代田区エリア 不動産担保付きローンへの投資(第1次~第70次募集)
貸付実行日   2018年5月15日、18日、24日、31日、6月8日
融資金額    1,599,983,479円
最終返済日   2019年1月28日
URL     https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=5141 他
残高      1,599,983,479円

本件は、事業者C社から同一の債務者(不動産事業者DM)に対する不動産担保融資について、
「maneo」において事業者C社に対する「不動産担保付きローンファンド」として募集いたしました。


2.経過

2018年5月に事業者C社が不動産事業者DMに対して16億円の仕入資金融資を行うため、「maneo」では1,599,983,479円のファンド募集をし、そのファンド募集資金を事業者C社に融資いたしました。
その保全策として、事業者C社は、不動産事業者DMが取得した東京都千代田区の土地建物(以下、「対象不動産」という)に対して根抵当権を設定し、当社は当該根抵当権に質権を設定いたしました。
不動産事業者DMは、対象不動産の売却による返済を想定しておりましたが、当初計画通りの売却に至りませんでした
本件融資期間中、対象不動産の隣接地を他の不動産事業者が購入したことを契機とし、不動産事業者DMは隣地所有者と共同し、対象不動産及び隣接地を一体として売却する方針へ変更しましたが、売却に伴う調整事項の解消等に時間を要してしまい、期限での返済が履行できませんでした

現在、不動産事業者DMは売却予定先との売買契約を締結済みであり、売買契約に伴う手付金を受領済みです。
3月下旬までを目途に最終の残金決済が行われる予定です。
不動産事業者DMは、残金決済時に事業者C社に元金及び遅延損害金を返済し、当社においても、その返済金から投資家の皆様に償還及び分配を行うための資金を回収する予定です。


3.回収の見込み

上記「2.経過」にございますとおり、不動産事業者DMの不動産取引の最終の残金決済予定が3月下旬であるため、対象不動産の売却による融資金の回収まで、本件ファンドの償還期限を延長させていただくものでございます。
不動産事業者DMからの利息は事業者C社に入金されており、事業者C社から当社にも利息は入金されております
元金は期日到来による未回収の状態ではありますが、約定利息の未払いによる延滞が発生している状態ではございません。
今後、事業者C社は不動産事業者DMの物件引き渡しに至るまでの業務の進捗状況を確認していくこととなります。


4.今後の状況報告について

該当投資家の皆様には、不動産事業者DMによる対象不動産の売却の進捗状況を踏まえた回収状況につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
次回については2週間後を目途にご報告いたしますが、上記の売却状況等に関する重要事項が発生した場合には速やかにメールにてご報告いたします。


5.その他

上記「1.融資案件の概要」の70件につきましては、1月28日に債務者から利息の入金はございましたが、元金の返済がなされず、延滞となりました。
なお、1月28日に入金となりました利息につきましては、2月22日の分配を予定しております。

 

もうmaneoに絡むのは時間の無駄。これ以上の言葉は持ち合わせておりません。現場からは以上です。

 

 


 

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※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。

 

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