このところ、maneoファミリー、ラッキーバンク、トラストレンディングなどの暗いニュースが続き、ソーシャルレンディング業界がイマイチ盛り上がってません。そりゃそうだ。
金融庁が匿名化廃止の意向を示しているものの、現時点ではソシャレンは貸付先などの情報が透明化されていないので、とにもかくにも運営業者を信じられるかどうかが最優先。
貸付先も担保物件も調査できず、投資家は運営業者に提示された情報を信じるしかありません。トラストレンディングの虚偽表示など情報がウソだったとしても...分かりません(T-T)
なので、業者選びが超重要ですと、何度も言われ続けていることを再度強調してみたトッティでした。
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド19号
さてさて、SBISLの太陽光発電事業者向けの貸付ファンド「かけはし」シリーズである「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド19号」の募集があります!このところ、SBISLがハイペースで募集攻勢を仕掛けてきますね~。
「かけはし」シリーズは老人ホームなどのヘルスケアのAM業を得意とする投資会社玄海キャピタルグループの一員、玄海インベストメントアドバイザーとの共同ファンドですね。
玄海キャピタルは私の住む千葉でもいくつか老人ホームを私募ファンドで取得していて、不動産投資業界でも徐々に存在感を強めています。
利回りの推移
期待利回り7%が通常の本シリーズのファンドですが、直近の17号で8%、18号では17号の劣後のため9%の高めの期待利回りとなっていました。今回の19号は通常どおり7%での募集となります。
メガソーラーファンド利回りの推移
- SBISLメガソーラーブリッジローンファンド19号 7% 9カ月【今回】
- SBISLメガソーラーブリッジローンファンド18号 9% 24カ月
- SBISLメガソーラーブリッジローンファンド17号 8% 24カ月
SBISL側の手数料率が1.5%なので、実際の貸付金利は7%+1.5%=8.5%。SBISL側の手数料が明示されているのは安心できる点です。
貸付スキームと募集概要
貸付スキームは以下のとおりです。
募集概要
- 【予定年利】7.0%
- 【運用期間】約9ヶ月
- 【募集金額】12億円
- 【募集期間】2018年12月14日 午前10:00 〜
ポイント整理
ポイントを整理するとこちら。
- 元本償還実績91億円超の「かけはし」シリーズ
- 「かけはし」シリーズは貸倒れ、延滞なし(2018年12月13日時点)
- 事業用地の林地開発許可を取得済み(完成までの工事期間短縮)
- 管轄電力会社は東京電力(現時点では買取価格引き下げの対象外)
- メガソーラーファンドは高利回りが2回続いたが今回は期待利回り7%
- 担保評価額は算出していない。
- 本件発電所の建設が予定通りに完了し、売電が開始されることとなった場合の事業価値の評価額は22億4,000万円とSBISLが算出(想定LTV54%)。
SBISL個人投資額
個人的に1000万円以上ソシャレンに投資しており、そのうちSBISLの投資額は235万円です。
今回の募集には15万円投資するので、SBISLの元本合計が250万円となる見込です。
おわりに
maneoの担保評価のようなこともありますし、
担保価値は確認できないので、投資家はSBISLが評価した太陽光発電の事業価値を信じるしかないんですけどね(^^;)