2019年12月にリリースした不動産クラウドファンディングの「SYLA FUNDING」が、「利回りくん」として全面リニューアルしましたね。
最初はなぜか「え!利回り不動産がニュースになってる!」と勘違いしてしまいましたが、よく見ると「利回りくん」でした。サイトを見比べるとフォントも似てますし(笑)
シーラホールディングス会長の杉本氏は、深キョンと交際されてる(?)こともあって、ヤフーニュースではタイトルが「深キョンとの交際を認めた!」となってます。不動産クラファン関係ないし(笑)
まあ、報道の仕方はどうであれ、少しでも不動産クラウドファンディングの知名度が上がれば僕はうれしいです。
とにもかくにも、不動産クラウドファンディングにまた新しいサービスが誕生したわけですが、今回の利回りくんは、これまでと少し、いやかなり、毛色が違いますね。
利回りくんは”応援型”不動産クラウドファンディングといって、その一番の特徴は「誰かの夢を応援する」ファンドであること。
これまで不動産クラファンでもFANTASの空き家対策だったり、CREALの専門学校やホテルへのESG投資だったり、社会貢献や地域創生をテーマにするファンドはいくつかありました。
が、利回り不動産はもっと身近な個人にスポットを当てているようです。
募集案内を見ていても、前澤友作さんの「イヌネコヒルズ(犬猫の殺処分ゼロを目指す)」への投資だったり、ホリエモンの「ロケット工場」への投資だったり・・・有名人が並んでます。
募集案内の文章もこれまでとは違って、ストーリー性を重視した記載ですね。
利回りくんでは、ファンドの運用期間は「10~20年」と長期になって、利回りは「2~5.7%」と低めに。募集額も高額になりました。
ちなみに、SYLA FUNDINGではこうだったのが・・・(↓)
利回りくんではこんな感じになります(↓)。
不動産投資としては、利益追求と言うよりも、長期に渡って応援するような内容ですね。
「あの物件、俺も投資してるんだぜ」いうように、承認欲求をくすぐるようなファンドです。その辺の心理学的な要素も、きちんと設計されてるんでしょうね。ファンド組成者の自己実現欲求を満たし、応援する人の承認欲求を満たす、みたいな。
まあ、もともとシーラはデザイン性の高い高額マンションで実績がありますから、物件選別にも厳正な審査があるみたいです。
それに、不動産クラファン特有の優先劣後方式(損失は運営が優先的に負担してくれる仕組み)も採用されるようですね。
でも、優先劣後方式が発動するのは売却時、つまり10~20年後ですよね?ボラティリティ高そうですが・・・
ただ、うん、「利回りくん」はそこじゃないってことですよね。不動産クラファンを通じて誰かの夢を応援する。で、リターンも利回りとしてかえってくる。
正直、運用期間10~20年には躊躇がありますが(苦笑)、僕も応援は好きなので、”よく物件も見ながら”応援したい物件(人)があれば投資してみようかな・・・というのが今の感想です。
\応援型不動産クラファン/