不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【雑談】南房総市の利回りくん『サウナ』ファンド

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今日も一日お疲れ様でございました。

 

いきなり雑談から始まりますが、今日は融資の件で地銀の支店長の話を聞く機会がありました。

 

話の中では「金利がやや上昇しそうな感じ」とのことでした。表に見えては現れていませんが、現場ではややそんな気配があると。

 

当面は不動産価格に影響するほど大きくは変わることはないと思いますが、そんな話があったということだけ書いておきます。

 

さて、ここからが本題ですが、利回りくんの新ファンド、投資対象は千葉県南房総市の「千倉町」にあるサウナ施設ですね(千葉県南房総市千倉町白子)。

 

皆さん、千倉といえば何か思い出すことはないでしょうか?

 

そう、2019年7月に募集されたCREALの「ちくらつなぐホテル」も千倉でした。投資された方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

いやー。CREALでちくらつなぐホテルが募集されたのはもう3年前ですか!時間が経つのは早いですね。

 

当時は僕も若くて尖ってたので、超気合いを入れて3日間かけて7000文字くらいの記事を書いてみたり(今読み返してみると専門用語が多くて読みにくいし、尖りすぎ笑)、

 

【関連記事】【ファンド分析】CREALちくらつなぐホテル

 

実際に現地に視察に行ったりしてました(暇人か!)。この行動力、今では信じられません。

 

【関連記事】CREALの「ちくらつなぐホテル」を視察してきました!

 

そんな不動産クラファンで度々登場する千倉(南房総市)ですが、単純に日本の田舎ですので、ほとんどの方がご存じないんじゃないかなーと思います。

 

なので、ファンドどうこうではなくて(今回のファンドは任意組合型とかいろいろ特徴はありますが)、簡単に「こんなところですよー」というエリアの説明だけしてみようと思います。

 

ウィキペディアの補足として参考になればうれしいです。

 

 

南房総市は千葉県の房総半島の南端にある、平成18年に合併により誕生した市です。

 

半島の先っちょなので、周囲は太平洋に囲まれていますし、海流の影響から冬でも気候は温暖で住みやすいですね(住んだことはないけど)。

 

市の面積は230K㎡で県内5番目に大きいですが、大半が山林なので人が暮らせる宅地部分は少ない、そんな市です。

 

日本の田舎は過疎化が進行している地域が多いですが、南房総市も総務省の「過疎地域」に指定されていますから、人口はどんどん減少し、高齢化も進行しています。

 

ただ住む人は減っていますが、観光地としては首都圏では比較的有名なエリアです。

 

アクアラインを使えば東京都心から1時間でこれるので、日帰りも可能ですね。鉄道を使うと東京都心から2時間はかかるので、車で来る人の方が多いです。

 

観光地としては海岸線の南房総国定公園が有名です。今はコロナでアレですが、春の観光シーズンには多くの旅行客が訪れますし。

 

また道の駅(富楽里とみやま、とみうら、ちくら潮風王国)もそれなりに有名で、これらの道の駅は地元民に対する商業施設としての役割も果たしています。

 

観光客は千葉県のみならず、アクアラインを通って横浜、川崎、東京方面からも訪れまして、「令和元年千葉県観光入込調査報告書」を調べてみると、令和元年の南房総市の観光客数は444万人です。

 

館山市が195万人、鴨川市は244万人ですから、周辺市と比べても観光客が多いことが特徴です。

 

日常生活では買い物は幹線道路、国道沿いにスーパー、ドラッグストア、ホームセンターがある感じです。どこの地方もそうですが、南房総市でも個人商店は衰退傾向にあります。

 

スーパーなら房総エリアでは「おどや」が進出していて、商圏のいたるところにありますから、確かに田舎ですが、それほど買い物には苦労しないのかなと思います。

 

ただ、市内に大型のショッピングセンターや家電量販店はないですね。なので、隣接する館山市や鴨川市に買いに行くという感じです。

 

 

ちなみに今回の利回りくんのサウナ施設に使われたかわかりませんが、新たに起業する際は設備投資に対して市から補助金が出る(起業家支援事業)もありますし、ZOOMを利用したオンライン移住相談なんかも開設されています。

 

その甲斐あってか最近は地方移住で南房総市に来る人もやや増えていますし、減り続ける人口に歯止めをかけるべく、市も子育て支援や若者移住に力を入れています。

 

不動産価格からの視点で見れば確かに厳しい状況にあるのですが、アクアラインのほかにも東関東自動車道館山線が全線開通しましたし、都心からのアクセスが向上したことや、太平洋を一望できる視認性、もともとの自然環境の良さもあるエリアです。

 

ですから、僕としてはこういう利回りくんの起業プロジェクトのほか、リモートワークやワーケーションなどの現代の働き方改革も後押しして、南房総市だけではなく、日本の田舎が盛り上がってくれるといいなと思っています。

 

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