来ましたね。東証一部のグループ企業が運営する不動産クラウドファンディングが。
東証一部上場企業が運営する不動産クラファンには、Jointo α、Rimple、 TREC FUNDINGなどがありますが、今回登場したのは「property+(プロパティプラス)」です。
もう、「東証一部グループ」でも、あまり驚かなくなっている自分がいます。あなたはどうですか?
さて。property+を運営するリビングコーポレーションが所属するのは、飯⽥グループホールディングスです。
飯⽥グループは、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、分譲戸建、マンションなどを開発する分譲住宅メーカーです。国内販売シェアの約3割(分譲戸建住宅)で⽇本⼀とのこと。
ちなみに、飯田グループホールディングスの売上は増収で、利益も堅調です。最新の情報では、分譲戸建ての販売棟数は微増で推移しています。
まず、property+の募集ファンドを見て驚いたのが「都内の新築マンションで利回り10%」とあったこと。
あの、ゴホンゴホン。もう、最初に結論を書いておきますね。
「都内の新築マンションで利回り10%って!そりゃ投資するやろ!」
すっきりしたところで、property+の内容を見ていきたいと思います。
\利回り10%のボーナスタイム!/
property+の運営
property+を運営する株式会社リビングコーポレーションの概要はこちらです。property+のサイトから拝借させていただきました。
社名 | 株式会社リビングコーポレーション ( 英文名:LIVING Corporation, Inc. ) |
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本店所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-2-12-2F |
URL | https://www.living-cp.co.jp/ |
設立 | 平成27年8月10日 |
決算期 | 3月 |
資本金 | 1億円 |
役員 | 代表取締役社長 鈴木英樹 |
事業内容 |
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事業内容 | 宅地建物取引業 特定建設業 一級建築士事務所 不動産特定共同事業 |
業務管理者 | 本店 業務管理者 藤井 俊輔 |
不動産特定共同事業の種別 | 不動産特定共同事業(第1号及び第2号)を行う不動産特定共同事業者。また、電子取引業務を行う。 |
(引用) property+サイトより
会社分割前から見れば、リビングコーポレーションは1990年の創業です。
創業直後の1991年にはバブルが崩壊してますね。その後も、2008年リーマンショック、2020年コロナショックも乗り越えておられます。
リビングコーポレーションは東京、名古屋、福岡を中心にマンション・アパート・ホテル開発のほか、投資事業なども展開されていて・・・
デザインマンションを290棟超、名古屋・福岡エリアで木造アパート290棟超の供給と、実績のある企業のようです。
で、僕が気になったのは、サイトの中で、「なぜこのサービスを始めたの?」という質問項目です。
ですよね、本業で成功している企業がなぜ・・・?僕も気になります。いつかJoint αの穴吹興産にも聞いてみたい(笑)
その回答としては、優良な不動産投資の商品を一般に提供するために不動産クラウドファンディングをスタートさせたとあります。
続けて、「自社開発案件が中心ですが、将来的には優良な全ての不動産案件を小口販売するNo.1不動産投資プラットフォーマーを目指します」とも。
いいですね。本気度が伝わってきて。実績のある企業がプラットフォーマーになれれば最強だと思います。
property+の募集ファンド
property+では、2021年6月初旬から募集がスタートし、これまで2ファンドが募集済みです(先着式)。
物件は、主要都市で駅徒歩10分以内の築浅デザイナーズマンション。
その他、マスターリース契約で固定賃料が保証されていることも特徴です(案件によっては適用されない場合あり)。
これまで募集されたのはこの2つ。
●愛知県名古屋市(区分マンション)
- 利回り:3.5%
- 運用期間:12ヶ月
- 築年:2019/10/15竣工
- 交通:地下鉄桜通線「桜山」駅徒歩6分
●東京都杉並区(区分マンション)
- 利回り:10%
- 運用期間:3ヶ月
- 築年:2020/2/17竣工
- 交通:JR中央線阿佐ヶ谷駅徒歩10分
※通常の想定利回り(年利)は3.3%前後の物件とのこと。
募集されたのは築浅ピカピカのデザイナーズマンションです。そして、同じ物件の別室から、新たにこちらの2ファンドが組成されます。
あらためてすごい・・・阿佐ヶ谷の新築で利回り10%はあり得ません。僕が言うまでもないと思いますが。
property+のサイトでは、「通常の想定利回り(年利)は3.3%前後の物件です」とあるように、まあ、そうでしょうね。都内、駅近、新築ですし。
高利回りの理由は、広く販促するためでしょうね。不動産クラウドファンディング恒例の、初回限定のボーナスファンドが来ました。
個人的には初回ファンドには乗り遅れましたが、今口座開設中で、この阿佐ヶ谷案件には投資しておきたいと思ってます。募集開始が7月7日なので、間に合いそうです。
利回りが特殊なので、あまり参考にならないかもしれませんが・・・本ブログ恒例、これまでの募集4ファンドを平均してみます。
- 平均利回り:6.75%
- 平均運用期間:7.5ヶ月
- 平均募集金額:約2500万円
その他、property+では不動産調査報告書(鑑定評価書の簡易版)や、エンジニアリングレポート(物件の詳細が確認できるレポート)も付いてます。最近の業者はしっかりしてますね。
おわりに
実績のある大手グループ企業の不動産クラウドファンディング参入。
同じく大手の不動産クラウドファンディングには「Joint α」がありますが、Joint αは募集頻度が少ないので、なかなか投資できません。
一方、property+は、6月リリースで4ファンドですから「本気度は高いのかな?」と思います。
物件の立地も東京と名古屋。分散投資の幅も広がります。
property+、無限の可能性がありそうです。
※property+に投資する場合、事前入金で先着式であることにご注意を。自戒を込めて。
\利回り10%のボーナスタイム!/