不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【勝てる分野で攻める】ぽちぽちFUNDING

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東京都内の区分マンションを中心に展開する「ぽちぽちFUNDING」は、2020年11月にリリースした不動産クラウドファンディングです。

 

不動産クラウドファンディングでは途中解約ができないものがほとんどですが、ぽちぽちFUNDINGは「いつでも解約できる」という独自のサービスあり。

 

利回りも5%以上の高利回りなこともあり、これまで、4物件募集してすべて完売している人気業者です。

   

今回の記事では、ぽちぽちFUNDINGについてまとめてみました。

 

ぽちぽちFUNDING

 

 

ぽちぽちFUNDINGの由来

 

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ご想像どおりかと思いますが、「ぽちぽちFUNDING」の由来は「スマホでぽちぽち」 + 「クラウドファンディング」だそうです。まあ・・・そうでしょうね(笑)

 

あと、キャラクターがかわいいです。名前は「ぽちろー」。

 

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イメージキャラクターも誰もに好かれるようなキャラクターですし、ぽちぽちFUNDINGというネーミングにも、手軽に投資できそうなイメージが込められています。

 

ぽちぽちFUNDINGの特徴

 

多くの不動産クラウドファンディングと同じように、ぽちぽちFUNDINGには次のような特徴があります。

 

  • 1万円から始められる
  • 管理の手間が不要・ほったらかしでOK
  • いつでも解約可能
  • 資産形成・資産運用について学べる

 

この中で、特徴的なのが「いつでも解約可能」であること。

 

ほとんどの不動産クラウドファンディングでは中途解約はできず、一度投資をすれば黙って売却まで見ているしかできませんが、ぽちぽちFUNDINGでは、原則いつでも解約可能です。

 

解約時には解約手数料がかかりますが、急にお金が必要になった場合や、「この物件はやっぱり危ない!」と急に思った場合などは、手軽に資金を引き出せます。

 

けっこうありますよね、急にお金が必要になるとき。かつかつで運用している僕だけかな・・・

 

まあ、いずれにしても、ライフスタイルの変化に柔軟に対応してくれる親切なサービスです。

 

ぽちぽちFUNDINGの劣後出資比率は20%

 

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ぽちぽちFUNDINGの劣後出資比率は20%。物件を売却するとき、予定どおりの価格で売れなくても、20%までの損失ならぽちぽちFUNDINGが優先的に負担してくれます。

 

優先劣後方式は、不動産クラウドファンディングではお馴染みのシステムです。

 

劣後出資比率10~30%が一般的なので、ぽちぽちFUNDINGの20%はおおむね標準的な水準です。

 

ぽちぽちFUNDINGの運営は老舗企業

 

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ぽちぽちFUNDINGの運営は、城南エリアを中心に投資用不動産(アパート・マンション)の建築・販売を行っている創業50年超の「アイディ株式会社」です。

 

※城南エリアとは、世田谷区、目黒区、大田区、渋谷区、品川区、港区の6区を示すのが一般的。都内の住宅地では地価が高いエリアも含まれる。

 

  • 会社名:アイディ株式会社
  • 不特業許可番号:都知事第107号
  • 代表取締役:池田昌宏
  • 住所:東京都品川区東大井2-13-8-10F
  • 宅建業:都知事(8)第55697号
  • マン管:国土交通大臣(3)第033138号
  • 建設業:都知事(特‐30)第123928号
  • 1級建築士:都知事 第58016号

 

50年以上、不動産業のほか、リフォームや建設業もやってるんですね。アイディ株式会社はぽちぽちFUNDING以外の不特法スキームを使った商品の販売実績もあるので、満を持しての不動産クラファン参戦というところでしょうか。

 

不動産クラウドファンディングの運営には、不動産の管理・運営に関する豊富な経験が必要ですが、アイディ株式会社は用地仕入れから販売、管理までワンストップで行う不動産業者。

 

初期の頃の不動産クラファンによくある「ただ単に、物件の賃貸管理で実績がありますよ!」というだけでなく、売却まで含めて重要は不動産クラファンにおいて、事業の流れをすべて知っているアドバンテージは大きいと思います。

 

不動産クラウドファンディングは企業広告的な意味合いもあるので、ぽちぽちFUNDINGのような自社物件を保有している会社では、選りすぐりの不動産を募集してくれるかもしれません。

 

ぽちぽちFUNDING

 

ぽちぽちFUNDINGの物件データ

 

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ぽちぽちFUNDINGでは、これまで4物件の募集が終了しています。

 

  • 東京都豊島区(区分マンション)
  • 東京都台東区(区分マンション)
  • 東京都台東区(区分マンション)
  • 東京都大田区(区分マンション)

詳細はこちら

 

立地はすべて東京。アセットは賃貸中の区分マンションの1室です。専有面積18~28㎡の単身者向けのマンションです。

 

  • 平均利回り:約5.1%
  • 平均募集額:約2700万円
  • 平均運用期間:約160日
  • 平均劣後出資比率:20%

 

利回りは不動産クラウドファンディングの中では高めですが、物件の立地・築年などを考えると、おおむね適正レベルです。

 

運用期間は短く、劣後出資比率はおおむね平均的です。そして中古区分マンションが投資対象となるため、募集金額は少なめ。

 

募集金額が少ないこともあって、ぽちぽちFUNDINGは抽選式なので、倍率が195%~424%と高倍率になってます。

 

まとめ

 

ぽちぽちFUNDINGまとめます。

 

  • 城南エリアの単身者向け区分マンション
  • 運営は都内城南エリアで実績あり
  • 利回りはやや高めで、劣後出資は普通
  • 途中解約できる点が新しい

 

投資におもしろさを求める人には物足りないかもしれませんが、都内の単身者向けの中古マンションは証券化するにはもっとも適した物件。途中解約もできるので、安定志向の方にはぽちぽちFUNDINGは向いてると思います。

 

たんたんと説明してきましたが、いや~、自分の勝てる分野で勝負する不動産クラウドファンディング業者の参入が続きますね。ぽちぽちFUNDINGは都内城南エリアで実績がありますし。孫子の兵法にありましたっけ?

 

どの業者にも言えますが、不動産クラウドファンディングに参入することで不動産を小口化し、資金調達と募集をグルグル効率的に回せます。

 

一方の投資家は、手軽に(まさにポチっと)高利回りの不動産に投資できます。

 

あらためて、投資家、企業側の双方にとって不動産クラウドファンディングを活用するメリットは大きいです。まだの方は、ぜひ参加してみてください。

 

→ぽちぽちFUNDING

 

\都内の区分マンションにお手軽投資/

ぽちぽちFUNDING

 

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