不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

不動産クラウドファンディング新業者「みんなの年金」の紹介

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不動産クラウドファンディングに新業者「みんなの年金」が登場しました。

 

独特のネーミングで「おや?」と思いましたが(その理由は最後に書いてます)、現物不動産に投資する「不特法の許可」を取得した不動産クラウドファンディングです。

 

みんなの年金でこれまで募集された6ファンドは、すべて「利回り8%」とかなりの高利回りですね。高利回りの業者はやっぱり気になります・・・

 

ということで、みんなの年金につい見ていきたいと思います。

 

→みんなの年金 

 

 

みんなの年金の特徴

 

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まずは簡単にみんなの年金の特徴をまとめてみました。

 

  • ワンルーム物件が中心
  • 最低10万円から投資
  • 劣後割合は10~30%
  • 運用期間は12ヶ月が中心
  • 分配は奇数月。公的年金が偶数月なので毎月配当になる
  • 信託保全を利用した資産管理

 

順番に見ていきますね。

 

物件はワンルームが中心です。物件の収益性を最大化させるワンルーム物件は、レジデンス系のJ-REITと同じです。最も一般的で、投資に適したアセットタイプです。コロナでも安定してますしね。

 

最低投資額は10万円から。みんなの年金では当初、最低投資額が100万円からになっていましたが、それが50万円になり、10万円になりました。気軽に投資できるのでこれは助かります。僕のような庶民は特に。

 

劣後割合は10~30%で不動産クラファンでは標準的。物件の売却時に想定どおりに売れなかったとしても、10~30%の範囲であれば投資家の元本に影響がありません。運用期間は1年と、こちらも標準的ですね。

 

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みんなの年金大きな特徴の一つが「分配は奇数月」であることかと。公的年金が偶数月なので、年金受給者は毎月配当になるというあたりが「みんなの年金」というネーミングの理由の一つになっているのかもしれません。

 

高齢者などもターゲットとして意識している不動産クラファンはこれまでなかったので、その辺は新しいなと思いました。

 

あとは分別管理もしっかりしてますね。投資家の未投資資金は「信託銀行」に信託されますので(信託契約)、運営が倒産した場合でも、外部弁護士を通じて返却されるシステムになっています。

 

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みんなの年金の運営会社

 

みんなの年金の運営は「株式会社ネクサスエージェント」です。

 

社名 株式会社ネクサスエージェント
代表 代表取締役 岩田 講典
資本金 1億円
設立 2016年1月
所在地 【大阪本店】
〒542-0082
大阪府大阪市中央区島之内1-21-19-4F

【東京支店】
〒105-0004
東京都港区新橋5-14-10-9F
許可番号 不特業:大阪府知事 第14号
宅建業:国土交通大臣(1)第9256号
賃貸住宅管理業:同(1)第4392号
事業内容 資産運用コンサルティング事業
資産運用コンシェルジュ事業
相続対策コンサルティング事業
不動産売買仲介・販売・管理
所属団体 公益社団法人全日本不動産協会

 

2016年創業のベンチャー企業で、本社は大阪。不特法の許可要件でもある資本金は1億円です。

 

【関連記事】

不動産特定共同事業って何?

 

大阪の会社なので投資物件も大阪が多いのでしょうか?もしそうだとすれば、不動産クラファンではこれまで大阪の物件はあまりなかったと思うので、分散投資になりそうですね。

 

ネクサスエージェントのサイトを確認すると、投資用不動産WEB流通プラットフォーム『イエリーチ』というサービスも運営しているようです。

 

不動産クラファン「みんなの年金」もそうですが、ベンチャー企業らしくインターネットを活用した投資用不動産事業を展開されてます。

 

まだ若い会社なのでネット上に情報はあまりないのですが・・・オフィスがめちゃくちゃおしゃれです(笑)。

 

(↓は東京支店)

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みんなの年金の募集ファンド

 

気になるみんなの年金の募集ファンドですが、過去の物件などはチラシ形式で確認できるようになっています。

 

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ちょっと文字が小さくて確認しづらい部分もありますが・・・新ファンドの募集時には確認できると思うので、まずはみんなの年金に登録して確認してみます。

 

今申請中なので、新しい情報があればブログに書きますね。

 

高齢化と不動産クラウドファンディング

 

最初は「年金」というキーワードから、「高齢者向けのサービスかな?」と思いましたが、運営はIT系も得意な不動産会社でしたね。いい意味で意外でした。

 

個人的には高齢化の進行と不動産クラファンには関連性があると思っていて、その辺について考えていたことがあるので、この機会に書いてみたいと思います。

 

ご存じのとおり日本は高齢化がどんどん進んでいて、ちょっと怖いですが「15年後は日本の平均年齢が65歳になる」と言われています。

 

高齢になると体力が衰えてくるので、高齢者は基本的に引っ越しをしません。ご両親とか近所のおじいちゃん、おばあちゃんはずっと同じ場所に住んでいますよね(もちろんそれが悪いと言ってるわけではありませんよ)。

 

つまり、日本で高齢化が進むにつれて「人が動かなくなる」ので、これまで不動産業として一般的だった仲介業は、今後ますます厳しくなっていくと思います。

 

個人的に「高齢化の進行も不動産会社の不動産クラファンへの参入理由になっているんだろうな~」と考えていましたし、新たな投資市場の開拓にもなりそうです。

 

そう考えれば「みんなの年金」というネーミングはいろんな意味で秀逸だなと。

 

まとめ

 

最後にみんなの年金をまとめますね。

 

  • 利回りは8%とかなりの高利回り
  • 運営の本社は大阪。大阪の物件に期待
  • 投資対象は典型的なワンルームが中心

 

大阪発の不動産クラウドファンディング「みんなの年金」。不動産クラファンの分散投資が進むのは歓迎ですし、個人的には高利回りに興味がありますね。

 

「地方」と「高利回り」が不動産クラファンのマイブームです。いい物件を見つくろって投資していきたいと思います。

 

→みんなの年金