不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

maneoの大量期失は王の終焉と新たな価値を創造する新時代の幕開けだった

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2018年11月、日本最大のソーシャルレンディング業者であるmaneoで大量期失が発生。

 

ずさんな担保評価がその原因だった。

 

事件はそれで終わらず、溜まった膿が一気に排出されるかのごとく一連のmaneoファミリーの連続期失。その影響は大きく、業界は暗い闇の中へ。

 

一方で、物件情報が開示される不動産投資型クラウドファンディングCREALやFANTAS、ファンド組成先が開示されるFundsのように、maneoの欠点を補う新サービスがぞくぞくと登場した。

 

かつての王者の完全なる終焉と、次世代を担う若者の新たな価値の創造。

 

今、まさに時代の転換期だ

 

 

さてさて、なぜこんなことを言うのかというと、maneoのサイトを見てげんなりしたからです。

 

現在、maneoでは何事もなかったかのように高利回り6~9%、数にして12件ものファンドを募集しています。

 

登録者数は順調に右肩上がりで推移していますが、

 

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maneo登録者数の推移

 

融資先は相変わらずよく分からないAN社とC社。担当者はこういう人。

 

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グラサン渋い...って言うとる場合か(#`Д´)ノ

 

12件の募集のうち、担保も保証もないファンドも8件あります。

 

僕にはもうmaneoは投資家をバカにしているとしか思えません。

 

maneoとmaneoファミリーで投資する理由はなく、現在運用中のmaneoとLCレンディングからの「完全撤退」をここに宣言させていただきます。