土地価格を調べたいんだけど、地価公示って「1年に1回だけ」だよね。もっと実勢に近いデータはないの?
いいものがあるよ!
こんにちわ、トッティです。
3カ月に1度、国交省が主要なエリアの地価動向を公表してます。
土地・建設産業:主要都市の高度利用地地価動向報告~地価LOOKレポート~
この調査は「地価LOOKレポート」といいまして、トッティもサラリーマン時代は調査を担当してました。
「なつかしいな~」と思ったので、ご紹介させていただきます。
ちなみに、当レポートは3カ月に1回の頻度で調査するので、けっこう大変なんですよ(苦笑)
地価LOOKレポートの概要
「地価公示」や「地価調査」は1年に1度の調査なので、どうしても実勢とタイムラグが生じてしまいます。
そこで、「4半期ごと」に「先行的に地価動向」を把握しようとしたのが「地価LOOKレポート」です。
地価LOOKレポートとは
主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)とは、主要都市の地価動向を先行的に表しやすい高度利用地等の地区について、四半期毎に地価動向を把握することにより先行的な地価動向を明らかにするものです。
不動産鑑定士が調査対象地区の不動産市場の動向に関する情報を収集するとともに、不動産鑑定評価に準じた方法によって地価動向を把握し、その結果を国土交通省において集約します。
出典:国交省ホームページより
最新の地価動向(2019年1月1日~4月1日)
最新のレポート(2019年1月1日~4月1日)のうち、主要な都市をピックアップしてみました。
首都圏の地価動向
直近の4半期でみても、首都圏はおおむね上昇してますね(黄色矢印:0~3%上昇)。
東京の地価動向
まあ、東京は当然ながら上昇してますが、上昇率は3%未満(黄色矢印)の地区がほとんど。全体的にみれば、「微増」といったところでしょうか。
大阪の地価動向
なんと・・・大阪の上昇率は3~6%(オレンジ矢印)が多いですね。東京よりも上昇率が高くなってます。
地方圏の地価動向
全国的にみても、おおむね3%未満の微増(黄色矢印)が続いています。その中でも「札幌」、「仙台」、「博多」、「熊本」の上昇率が3~6%(オレンジ矢印)と高くなってます。
不動産会社の営業マンより地価に詳しくなる方法
この地価LOOKレポート、非常に”地味”な調査でして、たいていの不動産関係者は知らないと思います。
「誰も知らないなら、わざわざ調査する意味あるのか?」っという正論は受け付けておりません!
なので、「こんなレポートがある」っと知っているだけでも、不動産会社の営業マンよりも、最新の地価動向に詳しくなれますよ。
今回の記事ではざっくりした概要のみ書きましたが、国交省サイトでは、各エリアごとの詳しいレポートも見れますので、参考になればうれしいです。
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【クラウドファンディング投資額集計】
業者 | 投資額 | 累計分配金 |
SBISL | 3,500,000円 | 87,754円 |
オーナーズブック | 2,850,000円 | 38,610円 |
maneo(109万円期失) | 1,910,000円 | 246,712円 |
クラウドバンク | 1,760,000円 | 241,712円 |
CREAL | 800,000円 | 11,125円 |
LCレンディング | 300,000円 | 9,588円 |
Funds | 300,000円 | 2,421円 |
FANTAS funding | 300,000円 | 0円 |
クラウドクレジット | 200,000円 | 16,846円 |
SAMURAI | 200,000円 | 0円 |
合計 | 12,120,000円 | 654,768円 |