不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【初心者向け】不動産クラウドファンディングって何?

 

こんにちわ!

 

前回は「不動産投資」について解説してみましたが、今回は不動産投資の一種であり、僕も投資している「不動産投資型クラウドファンディング」について解説していきたいと思います。

 

僕はクラファンに投資し始めて6年目で、クラファン黎明期からそれなりに投資してきましたが、今回の記事はあくまで初心者向けですのでその辺はよろしくお願いします。

 

不動産投資型クラウドファンディングとは、複数の投資家が、不動産事業を行う企業に対して出資し、その対価として収益の一部を得る仕組みです。

 

不動産投資型クラウドファンディングは投資家にとって、不動産資産の取得に必要な資金を少額から投資できるメリットがあります。また、物件の管理や修繕などの責任を企業が負うため、投資家は運営に関するリスクを軽減することができます。

 

不動産投資型クラウドファンディングには、一般的にプラットフォーム上で投資家が投資案件を選択し、出資する仕組みが採用されています。

 

投資家は、プラットフォーム上で公開された案件情報を参考に、投資先を選択することができます。投資案件には、物件の種類や所在地、利回りやリスクなどの情報が掲載されています。

 

投資家が投資を決定した場合、出資額に応じて、案件の利益配分権を受け取ることができます。

 

不動産投資型クラウドファンディングの最大のメリットは、少額から不動産資産に投資できる点です。

 

不動産投資には多額の資金が必要なため、個人投資家にとって敷居が高いとされてきました。しかし、不動産投資型クラウドファンディングでは、出資額が数万円から可能なため、より多くの人が参加しやすくなりました。

 

また、複数の案件に分散投資ができるため、リスク分散ができる点もメリットの一つです。

 

不動産投資型クラウドファンディングは、まるでビルの一室を共同で買い取り、その収益を分配するようなイメージです。

 

投資家は小口で出資し、プロの運営によって不動産事業を行い、収益を得ます。物件の管理や運営は投資家に代わって行われるため、手軽に不動産投資ができます。また、売買手数料などのコストも削減できるため、収益性が高いというメリットもあります。

 

一方で、不動産投資型クラウドファンディングには、いくつかのリスクが存在します。

 

案件選択のリスク:プラットフォーム上で公開された情報を元に投資先を選択するため、情報の正確性や鮮度に関するリスクがあります。また、不動産事業を行う企業の信頼性や経営状況に関する情報が十分でない場合もあります。

 

不動産リスク:物件の空室リスクや入居者トラブル、修繕費用の急増など、不動産投資に共通するリスクがあります。特に、不動産市場の変動や景気の影響を受けやすいため、リスクマネジメントが重要です。

 

プラットフォームのリスク:プラットフォームが運営状況やシステムの不具合などにより、投資家の投資先情報や利益分配などのデータが漏洩したり、誤った情報が公開されるなどのリスクがあります。また、プラットフォーム自体の倒産や廃業なども考慮する必要があります。

 

流動性のリスク:投資家は、不動産投資型クラウドファンディングから得られる利益は、物件の運営成果によって変動するため、想定した収益が得られない可能性があります。また、投資先の物件が売却されるタイミングや条件が不確定なため、投資家が希望するタイミングで資金を回収できない場合もあります。

 

法律リスク:不動産投資型クラウドファンディングは、金融商品取引法や不動産特定共同事業法、証券法などの法的規制があるため、プラットフォームや投資先企業が法的な問題に直面した場合、投資家にも損失が発生する可能性があります。

 

 

不動産投資型クラウドファンディングは、小口投資で不動産に投資できる新しい形の投資方法です。

 

投資家はプロの不動産事業者や運営会社が選んだ物件に投資し、運営成果に応じた収益を得ることができるため、不動産に投資したいけれども大金が必要で手が出せなかった人にとっては手軽に参加できる魅力があります。

 

ただ、もちろん投資にはリスクも存在するため、しっかりと情報収集やリスクマネジメントを行い、自己責任で投資を行う必要があります。

 

また、プラットフォーム選びや投資先の物件選びにも慎重になることが重要だと思います。

 

この辺に注意して、ぜひ不動産クラファン投資ライフをお楽しみください。

 

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