不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

不動産クラウドファンディングの透明性(不特法21条の2と適合性の原則)

 

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今日は晴れましたね。青空を見るのは何日ぶりでしょうか。日光を浴びるとセロトニンが分泌されて、気持ちも前向きになれますね。

 

洗濯物も良く乾くし(笑)

 

さてさて。

 

今日は「不動産クラウドファンディングでしっかり物件を確認することって大切だよな~」という、「今さら何を言ってるんだ!」と思われたかも知れませんが、そんなことをあらためて書いておこうと思います。

 

 

皆様、不動産クラファンに投資する際、時間がなかったり、その他諸々の理由で物件を良く見ないで投資してしまうことってないですかね?

 

僕も昔ソーシャルレンディングに投資していた時などは、本当に時間がないときは「適当に」投資してしまうこともありました、正直。

 

まあ、ソシャレンは情報が限定的だったので調べようもなかったということもありますが・・・

 

ただ、不動産クラファンでは透明性が高いですし、物件情報もしっかり公表してくれる業者がほとんどです。なので、僕も不動産クラファンでは最低限は物件情報を見て、できるだけ自分の頭で考えるようにしています。

 

やっぱり、不動産クラファンの物件情報はちゃんと見た方がいいと思うんですよね。どんなに忙しくても。

 

ここでちょっと法律の話になります(最近、一から投資の勉強をしています)。不動産クラファンは不特法に基づいて運用されているのですが、「不特法21条の2」では、金商法39条の損失補填等の禁止が準用されてます。

 

どういうことか言うと、「あらかじめ定めた額の利益が生じないことになった場合に、事業者(または第3者)が損失の全部(または一部)を補填する行為が禁止されている」というものです。

 

この法律は売却の際の損失だけではなくて、期中の賃料収入の減少にも適用されています。

 

具体的に言うと、不特法事業者が保有している現物不動産で募集をかける際、その不動産に匿名組合出資を行う投資家に対して、「収益が出ていない場合でも○%の配当を約束する行為」は禁止されている、というものです。

 

この法律で何がわかるのかいうと、不特法では「物件の情報がめちゃくちゃ大切だ」ということ。

 

ご存じのとおり、不特法では事業者も同じ物件に劣後出資という形で投資はしているものの、劣後割合は5%だったり10%だったり20%だったり、限定されてますよね。

 

その範囲を超えてしまうと、結局投資家が損を被ることになります。事業者の負担は禁止されてますから。たとえ上場企業であっても。

 

ですから、売却時の流動性だったり、期中の賃料収入だったりを見ながら

 

「本当にこの物件がこの期間に売れるのか?」

「賃料収入は維持できそうな立地、賃料水準なのか?」

「利回りにムリはないか?」

 

などなど、確認できる部分は確認しておいた方がよいかと思います。これは投資家の責務と言ってもよいかもしれません。

 

事業者もそのために丁寧に情報を公開してくれていますから。

 

「いやいや、プロが運営してくれているんだから素人は確認しなくてもいいんでしょ!」という考え方があるのもわかりますし、それも不動産クラファンの大きなメリットだと思いますが・・・自分の大切なお金ですから。できる範囲で。

 

ちなみに、不特法や金商法は、「適合性の原則」に立脚すべきとされています。

 

この適合性の原則とは、簡単に言うと「何も知らない投資家に対して、しっかり商品の内容を説明してね!」という考え方です。

 

不動産クラファンではこの適合性の原則にしたがって、しっかり情報公開してくれているわけです。

 

あまり事業者に順位付けをするのもどうかなと思いますが、不動産クラファンの中では、特にCREAL COZUCHIは懇切丁寧に物件情報を公開してくれています。

 

読むだけでもおもしろいですし、不動産の勉強にもなるので「投資する際は物件情報をしっかり見てから判断をしていただきたいな」と、おせっかいながら思ったので記事にしてみました。

 

 

物件情報の透明性が非常に高いCOZUCHI(現WARASHIBE)。

 

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8/31までの投資家登録申請があればキャンペーンの対象になるので(投資家登録フォームの申請ボタンを押せてればOK)、9月に入ってからハガキからのログインやエントリーをしても間に合うというものです。

 

さすがに定期的に本ブログを読んで下さっている方は(ありがとうございます!)、もう登録されていると思いますが、もしまだの方がいらっしゃれば、COZUCHI(現WARASHIBE)は検討されてみても良いかと。

 

ちなみにCOZUCHI(現WARASHIBE)では、9月ローンチのタイミングで目玉ファンドが3つ控えてます。

 

【WARASHIBE】六本木ファンドが高利回りの理由

WARASHIBEがCOZUCHIになり、新ファンドの品川再開発がおもしろすぎる

COZUCHI物件録【目白区分マンション編】

 

物件もおもしろいですし、本ブログでも分析していますので(↑)、よかったらご覧になっていただければ幸いです。

 

ちなみに、↑の記事を読んでいただければわかると思いますが、僕はハマってます。

  

→COZUCHI

 

 

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