投資の時間

不動産鑑定士のリアル資産運用(投資予算3000万円)

クラウドクレジットから初の分配金!新興国は為替リスクの影響が大きい

 

クラウドクレジットから初の分配金があり、13か月間運用していた3つのファンド が無事償還されました。

 

...が!為替差損益でトータルの実質利回りは2.9%と低調な結果に。

 

約定レートで円ヘッジをしていたファンドは期待どおりの利回りとなりましたが、その他の円ヘッジをしていないファンドは各国の通貨安で実質利回りにストレスがかかった形になりました。

 

為替市場はコントロールできませんから。新興国への高利回りファンドに試験的に投資してみましたが、投資期間中は日々の為替も気にするようになりいい勉強になりました。

 

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1.全体成績

 

ロシア、東欧の計3ファンドの償還があり、まとめると元本30万円に対して約9千円の収益。実質利回りは2.9%でした。

 

  • 投資額 300,000円
  • 償還金 308,732円(税引後)
  • 実質利回り 2.9%
  • 運用期間 13か月

 

ロシア通貨のルーブルと東欧ユーロが大きく値下がりしてしまい、期待利回りを押し下げた格好となりました。

 

2.個別案件成績 

 

個別案件の成績はこちら。

 

1)【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド18号

 

トランプ大統領の対ロシア制裁の強化により円高ルーブル安が大きく進行したため、募集時の期待利回りを下回るどころか、マイナスまで突っ切ってしまいました。期待利回り(年率)12.0%に対して、実質利回り-2.3%(税引後) でした。

 

収益・分配金

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 運用期間中の価値変動グラフ

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ルーブル為替レートは下がり続け、円換算価値はほどんどの期間で投資元本未満となっています。

 

本ファンドはルーブル建てで当初の予定通りの運用目標を達成して満期を迎えることとなりました。
しかしながら、運用開始時に1ルーブル当たり 1.9677 円だった換算レートが運用終了時に1ルーブル当たり 1.7063 円と円高が進行した結果、円建てでの運用成績がファンド募集時の期待利回りを下回りました。特に、トランプ米政権がシリアへの武器売却や米国へのサイバー攻撃等を理由に、ロシアの企業、実業家および政府関係者に対する追加制裁を科すと発表したことをはじめ、対ロシア制裁を強化する流れが進みました。これにより、2018 年 4 月、8 月とルーブルが大きく値を下げたことで、本ファンドの円建てでの収益を圧迫することとなりました。

 

2)東欧金融事業者支援ファンド33号

 

円高ユーロ安が進行したため、募集時の期待利回りを下回る結果に。期待利回り(年率)10.0%に対して、実質利回り4.2%(税引後)でした。

 

収益・分配金

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運用期間中の価値変動グラフ

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ユーロ為替レートは下がり続けましたが、円換算価値はほどんどの期間で元本を上回っています。

 

本ファンドはユーロ建てで当初の予定通りの利回りを達成して満期を迎えることとなりました。しかし、運用開始時に1ユーロ当たり133.39円だった為替換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり127.05円となり円高が進行した結果、円建てでの運用成績がファンド募集時の期待利回りを下回る結果となりました。

 

3.【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド37号

 

円高ユーロ安が進行したものの、元利金部分に円ヘッジ取引を行っていたため(約定レート)、為替差損の影響はありませんでした。期待利回り(年率)8.4%に対して実質利回り7.0%でした。

 

収益・分配金

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運用期間中の価値変動グラフ

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ユーロ為替レートは下がりましたが、約定レートで円ヘッジしていたので、順調に利息が積み上がっています。

 

本ファンドはユーロ建てで当初の予定通りの利回りを達成して満期を迎えることとなりました。運用開始時に1ユーロ当たり 132.80 円だった換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり 127.86 円と円高が進んだものの、元利金部分に円ヘッジ取引を行っていたため(約定レート: 1 ユーロ当たり 131.68 円)ため、為替差損を限定させることができましたそれらを踏まえた円建ての運用成績は全体で 4,540,676円の利益(=JPY 56,300,676– JPY 51,760,000 円)となりました。

 

3.分配金の再投資先

 

外貨投資では円安に振れれば収益は大きくなるし、円高に振れれば収益は小さくなります。今回は償還時に円高に振れたため、為替レートが収益を圧迫してしまいました。これを13か月前に予測できる人は誰もいません。良くも悪くも新興国ファンドは為替リスクの影響が大きいため、期待利回りが高くなります。

 

今回の分配・償還金30万円のうち、10万円を償還実績のある東欧ファンドに再投資しました。長期投資のため、為替ヘッジがあっても期待利回りは8%と高利回りです。

 

【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド88号

  • 通貨     :実質円建て
  • 期待利回り  :8.0%
  • 分配方法   :満期一括
  • 分配予定日  :2020年6月
  • 運用期間 (予定):19カ月

 

残額の20万円は一旦、クラウドクレジットから資金を回収することにしました。

 

クラウドクレジットへの投資案件は、あと2ファンド残ってるんです、カメルーンと東欧。為替ヘッジしていないので、為替レートはどう振れるか...分かりません。こちらは来月に分配・償還がある見込みです。

 

ロシア制裁が続く中、当面はロシアへの投資は控えた方がいいかもしれません。カメルーン、ブラジルも雲行きが怪しいです。今後、クラウドクレジットへの投資は期待利回りは低くなりますが、リスクを抑えた為替ヘッジ案件に投資する方針に切り替えたいと思います。

 

クラウドクレジットの詳細はこちら

 【クラウドクレジット】

 

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