不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【CREAL】ホテルアマネクの稼働率

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こんにちわ、トッティです。

 

CREALからホテルアマネク「浅草吾妻橋スカイ」の「アマネク通信2019年4月分」が届きました。

 

ホテルアマネクはCREALの第1弾ファンドで、初回で大型ファンドにもかかわらず、満額8.8億円を集めましたね。

 

アマネク通信をみると、ホテルのOCC(客室稼働率)がわかります。このOCCが絶好調でほぼ満室!

 

ホテルがほぼ満室って....マンション並みだな!

 

→CREAL公式ページへ

 

 

ホテルアマネクの運営は順調

 

あらためて、ホテルアマネク「浅草吾妻橋スカイ」の運営は絶好調ですね。

 

アマネク通信は、CREALで投資家登録をしないと閲覧ができないので、ざっくりしか書けませんが、ホテル評価で重要な指標であるADR(平均客室単価)、OCC(客室稼働率)などの情報が記載されてます。

 

アマネク通信によると、ホテルアマネクはADR、OCCが順調に伸び、2019年4月には過去最高を記録しました(2018年4月開業)。

 

「ものすごい客室稼働率です」、ということだけお伝えしておきます!

 

インバウンドを中心に、4月上旬は桜の観光、下旬はGW需要をしっかり受け止めたようです。

 

ADRとOCCは物件評価額にも間接的に影響するので、これにより、ホテル売却時に高く売れる可能性が高まります。

 

激アツの宿泊特化型ホテル市場で、数字を伸ばすのはすごいですね!オペレーターであるアマネクの手腕です。

 

投資する前段階では、ホテル事業収支は非公開でしたが、せめてこのADR、OCCの実績情報が欲しかったですね。

【超公開】CREALホテルの鑑定評価額はこう求められている!

 

マクロ分析だけでは、なかなか個別物件の将来の運営状況までは読めないので、CREALは次回以降はぜひ情報公開をお願いします。

 

宿泊特化型ホテルの運営形態の裾野が広がっている

 

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ホテルアマネクは、インバウンドを中心とした宿泊需要に特化した「宿泊特化型」、かつ、ホテル運営者(オペレーター)である「アマネク」にホテル運営を委託している「運営委託型」のホテルです。

 

最近の投資用ホテルの市況動向として、これまでは賃貸借形式の「宿泊特化型」ホテルのみを取得対象としていたプレイヤーが、「運営委託型」ホテルの取得も検討するなど運営形態の裾野が広がっています。

 

アマネクはその両者を満たしているホテル。さすがにCREALの目玉案件だっただけあって時流に乗り、高いADRとOCCを維持していますね。

 

CREALで投資物件をのぞいてみる

 

ホテル市況には過熱感が続く

 

ホテル市況には過熱感が出てきました。

 

投資用不動産市場でホテルを取得するプレイヤーはリートが中心である状況に変わりはありません。

 

ただ、対象不動産のような宿泊型特化ホテルは、私募リートや私募ファンドのほか、価格目線が異なるプレイヤーの参入が続いていて、Jリートによる取得が困難な状況になっています。

 

「価格目線が異なる」ってどういうこと?

 

つまり、強気に高値で物件を取得するプレイヤーが増えてきて、”普通の価格目線の”Jリートは物件を買いづらくなったってことだよ。

 

いわゆる”普通の価格目線の”ホテルリートでは、ジャパンホテルリート、インヴィンシブル、いちごホテルリート、投資法人みらいなどが、現在のメインプレイヤーです。

 

価格目線は数十億から数百億円までさまざま。

 

最近はリート以外でも、例えばシンガポール系Ascendasなども話題になってます。

 

CREALのホテルアマネクは、10億未満の安いホテルですが、これだけOCCが高いとリートも目を付けるかもしれません。

 

ホテルアマネクの市場分析

 

宿泊特化型のホテルのADRはピークにあり、上昇の余地は大きくありません。

 

一方、例えば主要都市のラグジュアリーを中心とした高価格帯ホテルのADRの水準は、まだ海外の同水準のホテルと比較して低位にあるので、上昇の余地があります。

  

では、ホテルアマネクの競合ホテルと比べて競争力はあるのか?という観点から市場分析した記事はこちらです。 

【CREAL大型ファンド】ホテルアマネクは本当に売れるのか?という不安を解消

 

CREAL大型ファンド第3弾のリリース間近

 

さて!CREAL大型ファンド第3弾のリリースがいよいよです。

【準備OK?】CREAL第3弾の大型物件募集前に予備知識を入れておこう!

  

不動産クラウドファンディングのCREAL。ホテルのような、おもしろいファンドにも投資できます。

  

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業者 投資額 累計分配金
SBISL 3,500,000円 87,754円
オーナーズブック 2,850,000円 38,610円
maneo(109万円期失) 1,910,000円 246,712円
クラウドバンク 1,760,000円 241,712円
CREAL 1,100,000円 11,125円
LCレンディング 300,000円 9,588円
Funds 300,000円 2,421円
FANTAS funding 300,000円 0円
クラウドクレジット 200,000円 16,846円
SAMURAI 200,000円 0円
合計 12,420,000円 654,768円