CREALから「ドルチェ月島・弐番館」と「スカイコート世田谷用賀第2」を早期償還するとの連絡がありました。
当初の予定運用期間よりも早くに売却される可能性が高まったようです。
金融商品としての不動産ファンドの特徴
これは....よかったのではないでしょうか?というのも、
不動産ファンドは現物不動産が対象となるので、投資家への分配金、売却益は運営業者であるAM(アセットマネージャー)の運営の良し悪しに左右されます。
CREALはAM業務で300億円以上の資産運用をしてきたという実績はあるものの、不特法クラウドファンディングの実績は、まだこれからという状況。
なので、
「本当にちゃんと仕事してくれる業者なのかな.....」
っという不安もありました。
不特法クラウドファンディングは流動性が低い
また、リートや株式とは違い、不特法クラウドファンディングは上場しないため値動きが小さいというメリットがある反面、流動性が低いのがデメリットです。
ですので、「流動性が低い不特法クラウドファンディングだけど、CREALは物件を売りたいときに、ちゃんと売ることができる業者なのか?」が気になってました。
森井鑑定の評価をみてると無理してる感がありましたし....。
僕も仕事柄、これまで毎週のようにAMに会ってきましたが、できるAMは物件取得と同時に、バリューアップして売るのも上手。
その点で、今回CREALは「ドルチェ月島・弐番館」と「スカイコート世田谷用賀第2」のキャピタルゲインも確保しつつ早期売却に成功したわけなので、
「CREALは売りたいときに売却できる手腕はありそう」
と思った次第です。
区分所有マンションはリスクが低い
ただ、今回早期売却できたのは区分所有マンションです。ホテルや保育所ではなく。
区分所有マンションは、主なテナントが居住目的の個人なので、景気に左右されませんし、需要も安定してます。
区分所有マンションはリスクが低い
- 価格変動リスクが低い
- 賃料変動リスクが低い
- 流動性リスクが低い
言うならば、区分所有マンションは「立地」と「築年数」さえ押さえておけば、誰でもどのタイミングでも売却しやすい、簡単なアセットです。
CREALの手腕を確認できるタイミング
なので、投資家が安心するのはちょっと早いかも知れません。
不特法クラウドファンディング業者CREALの本当の手腕が発揮されるのは、「ホテルアマネク」と「保育所さくらさくみらい駒込」を運用期間内にきっちり売却できたとき。
その時は祝杯をあげたいと思います(*^^*)
※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。