不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

CREALをデータで見る

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個人事業主になってから、ほぼ毎日営業の電話がかかってきます。

昨日の電話はいきなり「不動産鑑定士に不動産投資を勧めてます。いつ会えますか?」でした・・・。聞けば、まだ新卒で電話営業しまくってるとのこと。

どうか、もう電話をかけてこないでください。

 

さて。「データで見る」シリーズの第3弾です。今回はCREALについて調べてみました。

 

さっそくですが、CREALで直近に募集された6物件の立地・アセットはこちらです。

 

  • 東京都世田谷区(一棟レジデンス)
  • 東京都江東区(保育所)
  • 東京都墨田区(一棟レジデンス)
  • 東京都文京区(一棟レジデンス)
  • 山梨県南都留郡(ホテル)
  • 東京都新宿区(区分マンション)

 

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直近6物件だけ切り取ってみても、一棟レジから区分レジ、保育所、ホテルとさまざま。いろんなアセットに分散投資できるのがCREALの最大の特徴です。

  

立地は、レジなら東京23区内が中心で、世田谷区や新宿区、文京区など、都内でも比較的地価の高いエリア。過去には目黒や代々木なども散見されました。ときどき、千葉、沖縄、山梨などの地方物件も募集されます。

  

直近6物件のCREALの数字を平均すると…

 

  • 平均利回り:約5.1%
  • 平均運用期間:14ヶ月
  • 平均募集額:約4億円

 

(※)利回りにキャンペーンは考慮外。

(※)優先・劣後出資比率は会員限定なので、公開は控えます。

 

利回りについては、都内区分マンションだと3%台、都内一棟レジだと4%台なので、個人的には手頃だと思います。

 

ときどき、ホテルとか保育所などの特殊ファンド(もう、不動産クラファンでは”特殊”とは言えないかもしれませんが)が募集されると、高利回りになります。

 

特殊ファンドは売却時の不確実性が増すので、そのリスクを反映した利回りになってます(ちなみに、不動産鑑定士の鑑定利回りも同じ考え方で査定します)。

                

また、CREALではキャンペーンで利回りに加算されるケースもよく見かけますね。

 

最近のCREALは大型ファンドが多いので、募集金額が約4億円と大きくなってます。大型ファンドではクリック合戦にはなりません。

 

募集頻度は1ヶ月に2件程度と、コンスタントに募集があります。

 

最後に、CREALは不動産クラウドファンディングの中でも情報量が多い(不動産鑑定評価も含む)ことも、大きな特徴ですね。

   

<CREALまとめ>

  • 投資できるアセットが幅広い
  • 利回りは3~8%と幅広い
  • 情報量が多い

 

・・・っと、淡々と書いてみましたが、CREALはマンションや保育園、オフィスやホテルなど、いろんな物件、いろんな利回りを楽しみたい人に向いてますね。

不動産好きにはたまりませんけども(個人的には現在114万円運用中)。

   

 \不動産クラファンの元祖/

CREAL

 

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