不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

【未来予想】不動産のクラウドファンディングに開発型案件が増える!

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こんにちわ!ノストラダムスを信じていたトッティです。

 

1999年は地球が滅亡するとのノストラダムスの大予言がありましたが、何事もなく過ぎ去ってしまいましたね....

 

全地球人が「なんもないんかい!」とつっこんだ、そんな年でした。あれから20年か....(遠い目)

  

さてさて、本題ですがSBIソーシャルレンディングが太陽光発電施設の開発型ファンド「かがやき」を募集してましたね。

 

今後、ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングでは、開発型ファンドが増えそうな予感です。

 

 

開発型ファンドって何?

 

ところで開発型ファンドって何だっけ?

 

開発型ファンドは、開発前の事業用の土地を取得して、投資家や金融機関から建物の開発資金を集める仕組みだよ。

  

なるほど。未来に収益を生む施設を見越して投資するってことか。

  

なんでも証券化、小口化できる

 

”未来”でも賃料収入があれば、なんでも証券化、小口化できてしまいますね。

 

なんなら実物資産(エクイティ)だけではなく、商業ローン、住宅ローン、不良債権(いわゆるサブプライムローン)だって証券化になりますし。

 
昔は証券化できるアセットはオフィス、住宅、商業施設がほとんどでした。

 

最近は開発型のほか、ホテル、ヘルスケア、複合施設、インフラなども増えてます。

 

開発型証券化は増加傾向にある

 

近年の開発型ファンドの実績件数はこちらです。

 

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出典:国土交通省「平成29年度不動産証券化の実態調査」

 

平成20年のリーマンショック前までは、ファンドバブル期なのでちょっと考慮外としてくださいませ。

 

平成20年以降は、おおむね順調に増加しています。

  

取得金額でみると、リート全体では4~5兆円なので、開発型ファンドは平成29年で0.44兆円とまだ規模は小さいですね。

 

逆に言うと、開発型はまだまだ増える余地があるということ。

 

そのうちSBIソーシャルレンディングの「かがやき」のほかにも、開発型ファンドが登場するかもしれませんね。

 

※クラウドファンディングは、元本を保証する商品ではありません。”必ずご自分で”納得するまで調べ、リスクを許容した上で、投資してください。