不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

ASSECLIをデータで見る

f:id:investment-totty:20210516061734p:plain

おはようございます。ブログ用に↑の画像作ってみましたが、まだ慣れなくてサイズが小さくなってしまい・・・見づらかったらすみません。

 

さて。ついに第5弾まで来ました不動産クラウドファンディングを「データで見る」シリーズ。思いつきで始めた割にはよく続いてます。  

 

今回は、高利回りの地方アパートに投資ができる「ASSECLI(アセクリ)」に登場してもらいました。

 

<過去のデータで見るシリーズ>

WARASHIBEをデータで見る
Joint αをデータで見る
CREALをデータで見る
Rimpleをデータで見る

 

ASSECLIは2020年1月からスタートした不動産クラウドファンディング。当初は利回り8%という高利回りで注目されました。第1号は1分で完売してましたね。

  

2021年5月16日現在で累計7ファンドが募集され、すべて完売してます。ローンチ当初から数分で完売してしまう、根強い人気がある業者です。 

 

ASSECLIで直近に募集された6物件の立地・アセットはこちらです。

※あとあと横並びで比較できるよう、全ての業者で直近6物件に統一しています。 

 

  • 埼玉県三郷市(一棟アパート)
  • 千葉県我孫子市(一棟アパート)
  • 神奈川県横須賀市(一棟アパート)
  • 東京都板橋区(一棟アパート)
  • 埼玉県草加市(一棟アパート)
  • 東京都港区(区分マンション)

 

f:id:investment-totty:20210516062559j:plain

 

不動産クラファンでは、東京都心の単身者向けの区分マンションを扱う業者が多い中、ASSECLIも最初の2物件は東京都内の区分マンションでしたが、3物件目から一気に方針転換され、地方の1棟アパート(自社物件)が投資対象となります。

 

1棟アパートとして募集された物件のサイズ感をまとめると・・・

 

物件 三郷 我孫子 横須賀 板橋 草加
土地 613㎡ 152㎡ 150㎡ 99㎡ 100㎡
建物 300㎡ 149㎡ 139㎡ 100㎡ 128㎡
戸数 8戸 10戸 8戸 8戸 8戸
種類 2LDK 1K 1K 1K 1K
築年 H4 S63 H7 H1 H2

 

土地・建物の規模はさまざま。戸数は概ね8戸、間取りは単身者向けが多く、築年は概ね平成築となってます。

  

続いて、ASSECLIの直近6物件の数字はこちらです。

 

  • 平均利回り:6.2%
  • 平均募集期間:5.5ヶ月
  • 平均募集額:約3,100万円
  • 平均劣後出資比率:約12%

 

利回り3%台も増えてきた不動産クラファンの中で、ASSECLIは地方のアパートだけあって、利回りは6%台と高めです。 

募集期間は6ヶ月が多く短め。劣後出資比率(運営が優先して損失を負担してくれる割合)は、だいたい10%ですが、20%のときもあります。

   

以上、ASSECLIをまとめると、

 

  • 首都圏の1棟アパート
  • 利回りは高め
  • 劣後出資比率は低め

 

ASSECLIは中古物件をリフォームして価値を高めてから売却するというスキームなので、「大家さんになる」という感覚に近いですね。

都心の区分マンションに飽きた人や、高利回りにチャレンジしてみたい人には向いてると思います。

 

個人的にはASSECLIは大家気分になれるのでスキで、過去5物件、累計48万円を投資してますが、好みが分かれる業者だと思います。

   

→ASSECLI

 

\地方のアパートが投資対象/

ASSECLI(アセクリ) 

  

【アセクリって何?】

ASSECLI(アセクリ)のまとめ・感想【不動産クラウドファンディング】