不動産クラウドファンディング投資研究所

サラリーマンを卒業した不動産鑑定士が、不動産クラウドファンディングに投資してみた

A funding(エー・ファンディング)登場!情報量が強みの不動産投資型クラウドファンディング

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こんにちわ、トッティです。

 

不動産投資型クラウドファンディングに新規参入が続きますね!

 

今回のルーキーは「A funding(エー・ファンディング)」です。

 

A fundingはすでに第1号ファンドの募集は終了してますが、その内容を見てみると、

 

  • 地方都市の中古マンションをリフォーム
  • リーシングで居住者を付け短期間で売却
  • 期中の賃料収入と売却益を投資家に分配

 

が主なビジネスモデルとなるようです(サンプリングが初回ファンドのみなので、今後変わるかもしれません)。

 

不動産クラファンの投資物件は、築浅でピカピカのマンションが主流である中、A fundingの「中古マンション再生」は独自の切り口ですね。

 

FANTAS fundingの空き家再生ファンドは戸建だけど、A fundingはそれのマンション版だね。

 

さっそくA fundingに新規登録のうえ、内容を調査してみました。

 

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→クラウドファンディング不動産投資「A funding」

 

\今度はマンション再生クラファン!/

  

  

不動産クラウドファンディングでも、まだまだ高利回りが狙える

 

A fundingは地方の築古マンション再生事業だけあって、都内のピカピカのマンションよりも利回りが高くなります(ただし、利回りとはリスクそのものです)。

 

なので、投資家としては不動産クラファンで狙える利回りの幅が広がると思います。

 

都内では取得競争が激化し、今は利回りが下限値にあります。それに比べ、まだ高利回りが狙える地方都市に需要が流れえるのは、自然な流れでしょう。

 

J-REITでも同様に、都心から地方への波及が見られます。ただ、J-REITでは既に地方でも取得が厳しくなってしまいましたが....

 

J-REITと比べ物件規模が小さく、築年の経過した地方物件ならば、切り口次第で、まだまだ高利回り物件が眠っている

 

....っという不動産クラファンの優位性を活かしたモデルケースになると思います。

 

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A fundingのバリューアップという目の付け所や、社会貢献(ESG投資)の意味合いも含めて、個人的にはおもしろいと思いますし、

 

不動産クラウドファンディングの中では、FANTAS fundingの空き家再生ファンドに次いで高利回りが狙えるファンドになり得るかもしれません。

  

運営会社AMBITION(マザーズ上場)の実績と投資家保護の仕組み

 

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不動産クラファンでは、運営会社の不動産の目利き力が重要なのは、ご存知のとおりです。

 

運営会社AMBITION(マザーズ上場)は不動産の管理・仲介・売買のほか、開発まで手掛け、フロー型の開発・販売から、ストック型の管理まで多角的に取り組んでいるようです。

 

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特にプロパティマネジメント業では、1万戸以上の物件管理の実績があるようです(2019年6月末現在)。

 

アパートやマンションが得意なんだって。

 

不動産クラウドファンディングの一番の優位性である優先劣後方式をもちろん採用。

 

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A fundingの第1号ファンドは劣後出資が30%と業界最高レベルです(※)。

 

※運営側も投資家と同じ物件に出資し(セイムボート)、物件価格の下落があった場合、30%までの損失であれば、運営側が優先的に負担してくれる仕組み。

  

なお、A fundingでは不動産クラファンでは典型的な1万円から投資が可能ですね。

 

→A funding公式ページ 

 

A funfingの情報公開の量と質がよかった

 

個人的に一番いいなと思ったのは「情報公開の量と質」です。

 

クラウドファンディングで会員限定情報が流行っている昨今、A fundingではキャッシュフローを全て一般公開してくれてます。

 

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↑は既に募集が終了した第1号ファンドから拝借させていただきました。

 

例えば利回りの根拠を知りたいと思ったら、

 

配当525千円 ÷ 優先出資8,750千円 = 6% 

 

とすぐに計算できます(さらに配当に至るまでの計算根拠も、明確に開示されてます)。

  

これってけっこう凄いことで、募集利回りの根拠が見えないクラファン業者が多い中、A fundingは全て公開してくれてます。

 

他の業者もぜひ見習って欲しい。

 

利回り相場観から見ても、地方都市のリフォーム物件で利回り6%ならば、高すぎず低すぎず、投資対象としても手頃ではないでしょうか。

 

※物件利回りには個別性があります。また、あくまで相場観から見た個人的な見解です

  

まとめ

 

A fundingをまとめますね。

 

  • 中古マンション再生ファンドという切り口
  • 地方のバリューアップは高利回りが狙える
  • 上場企業の運営で劣後出資の比率は高め

 

個人的には、A fundingは利回りの幅を広げるため、リスクは認識したうえで分散投資に活用したいと思います。みなさんはどうでしょうか?

 

それにしても....新しい業者・商品がどんどん市場に供給されますね!

 

不動産クラファンは選ばれるだけの理由もありますし、この勢いはしばらく止まりそうにありません。

 

マニアとしてはうれしい限りです!

 

→A fundingに登録はこちら 

 

\今度はマンション再生クラファン!/

 

                           


    

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※クラウドファンディングは元本を保証する商品ではありません。投資する前は、ご自分でよく調べてくださいね。

   


  

【クラウドファンディング投資額集計】 

業者 投資額 累計分配金(税引前)
Rimple 200,000円 0円
クラウドバンク 577,000円 314,027円
creal 1,120,000円 56,120円
Funds 900,000円 15,403円
SAMURAI FUND 350,000円 19,657円
CRE Funding 100,000円 287円
SBISL 1,520,000円 229,513円
FANTAS funding 1,250,000円 17,903円
SYLA FUNDING 150,000円 2,130円
OwnersBook 1,500,000円 154,877円
Pocket Funding 142,000円 5,238円
ASSECLI 30,000円 0円
クラウドクレジット 100,000円 29,048円
Joint α 100,000円 0円
COOL 0円 111円
maneo(109万円期失) 1,890,000円 304,688円
LCレンディング 0円 18,831円
合計 9,927,000円 1,167,833円